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領空侵犯の国際法

領空侵犯の国際法

定価: 10,450 (本体 9,500 円+税)
第二次大戦後の軍用機・民間機の領空侵犯事件から、国際法規の成立に必要な資料を求めようとする力作。五百数十例にのぼる事件の状況説明に特色を持つ。付年表。
※この書籍は現在品切です。重版予定は未定。
目次を表示します。
第一章 国家の領空権(空域主権)
 第一節 領空権の成立
  第一項 空域の法的地位に関する学説
  第二項 国際学会の決議
  第三項 国家の実行
   一・二
  第四項 パリ国際航空条約(一九一九年)
 第二節 領空の範囲
  第一項 領空の上限
   一・二
  第二項 領空の横の拡がり
   一 領海上空
   二 防空識別圏(ADIZ)
第三節 国際航空の自由
  第一項 パリ条約前の空の自由
  第二項 パリ条約における空の自由
  第三項 シカゴ条約における空の自由
第四節 各国の航空規制の具体例
第二章 領空侵犯への対応措置
第一節 領空侵犯に関する国際法規
  第一項 軍用機と民間機の区別
  第二項 パリ条約前の規定
  第三項 パリ条約の規定
  第四項 第二次大戦前の国家の実行
  第五項 シカゴ条約の規定
    一・二
第二節 各国の国内法規
第三節 事件処理上の諸問題
  一・二
第三章 軍用機の領空侵犯
 第一節 偵察目的の領空侵犯
第一項 偵察飛行の合法性
    一 スパイについての現行法
二 偵察飛行と空域主権
    (1)・(2)・(3)
第二項 国家の実行
  第三項 被侵入国の対抗措置
  第四項 乗員と機体の取扱い
   一・二
第二節 亡命目的の領空侵犯
  第一項 概説
   一・二・三
第二項 国家の実行
  第三項 乗員と機体の取扱い
   一・二
第三節 軍事行動にともなう領空侵犯
第四節 天候不良・エンジン故障・航法ミスなどによる領空侵犯
  第一項 概説
  第二項 国家の実行
  第三項 事件処理上の諸問題
   一 対抗措置
二 抗議と謝罪
三 乗員の取扱い
四 機体の取扱い
五 損書の賠償
六 その他
第五節 その他の領空侵犯
  一・二
第四章 民間機の領空侵犯
第一節 国際旅客機の領空侵犯にたいする武力の使用
  第一項 概説
  第二項 国際民間航空機関(ICAO)の規則
  第三項 国家の実行
第四項 各国の立場
第二節 亡命目的の領空侵犯
  第一項 概説
  第二項 国家の実行
  第三項 事件の処理
第三節 ハイジャックされた航空機の領空侵犯
第一項 概説
   一・二・三・四
  第二項 国家の実行
  第三項 事件の処理
   一・二・三・四・五・六
第四節 天候不良・エンジン故障・航法ミスなどによる領空侵犯
  第一項 概説
  第二項 国家の実行
第三項 事件の処理
   一・二・三
第五節 その他の領空侵犯
  一・二・三・四
領空侵犯事件年代表
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者城戸正彦 著
発行年月日1990年11月30日
頁数412頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0774-2