博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

ハロッドの動学的経済学の研究

定価:本体 5,600 円+税

ハロッド教授の動学的経済学の成立過程と問題意識を解明し、全体系の学説内容について詳細な検討を行ない、その骨組・特徴・発展の方向をつぶさに論述する。

【著者略歴】
篠崎敏雄(しのざき としお)
1928年 愛媛県に生まれる
1955年 神戸大学経済学部卒業
1958年 神戸大学大学院経済学研究科修士課程修了
1968年 一年間文部省在外研究員としてケンブリッジ大学へ留学
現在 愛媛大学法文学部助教授

専攻
理論経済学
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
緒言
第1章 序論
第2章 新しい動学の必要性と成長経済における貯蓄の需要
 第Ⅰ節 ハロッドの静学と動学との二分法
 第Ⅱ節 新しい動学的経済学の建設への出発と成長経済における貯蓄の
需要
 第Ⅲ節 価値の基準と貯蓄の需給
第3章 ハロッドの動学的経済学における技術進歩の取り扱い
 第Ⅰ節 技術進歩の性格の定義
 第Ⅱ節 ハロッド教授による,ヒックス教授の定義との比較
第4章 成長経済における貯蓄の供給
 第Ⅰ節 純粋な時間選好と所得の効用逓減の法則
 第Ⅱ節 貯蓄の供給の方程式
 第Ⅲ節 貯蓄の供給の諸動機
 第Ⅳ節 利子率下落,人口成長および技術進歩と,貯蓄の供給
 第Ⅴ節 恒常的進歩と恒常的に上昇または下落する利子率
第5章 ケインズ学説の弁護と批判
 第Ⅰ節 利子率決定に関する二つの接近法
 第Ⅱ節 ケインズ利子論に対する弁護
 第Ⅲ節 ケインズ利子論に対する批判
 第Ⅳ節 ケインズの静学的分析に対するハロッドの批判
第6章 基本方程式と基本的動学定理
 第Ⅰ節 現実成長率を含む基本方程式
 第Ⅱ節 適正成長率を含む基本方程式
 第Ⅲ節 自然成長率を含む方程式
 第Ⅳ節 適正成長率と自然成長率との関係
第7章 基本的動学定理における諸問題
 第Ⅰ節 ハロッドの基本方程式とドーマーの基本方程式との比較(1)
 第Ⅱ節 ハロッドの基本方程式とドーマーの基本方程式との比較(2)
 第Ⅲ節 ハロッドの適正成長率とロビンソンの望ましい蓄積率
第8章 不安定性原理
 第Ⅰ節 ハロッドの不安定性原理
 第Ⅱ節 不安定性原理に対するローズの批判
 第Ⅲ節 ローズに対するハロッドの反批判
第9章 基本的動学定理と景気循環
 第Ⅰ節 基本的動学定理による景気循環の説明
 第Ⅱ節 慢性的失業および景気循環と賃金引き下げ
 第Ⅲ節 慢性的失業および景気循環と利子率引き下げ
第10章 基本的動学定理と貿易差額
 第Ⅰ節 ハロッド教授の「国際経済学」における貿易差額の取り掛
 第Ⅱ節 動学的経済学の基本方程式と貿易差額
 第Ⅲ節 輸出の成長率の三つの決定原理
 第Ⅳ節 全体としての世界における・適正成長率と自然成長率
第11章 対景気循環政策と長期政策
 第Ⅰ節 対景気循環政策としての利子政策と財政政策
 第Ⅱ節 政府融資による緩衝在庫の計画
 第Ⅲ節 長期政策の問題―資本の需給と利子率の恒常的下落の必要性
 第Ⅳ節 長期政策としての,予算赤字,安定基金および貯蓄証券
 第Ⅴ節 利子生活者の安楽死
第12章 結論
人名索引 
事項索引
著者篠崎敏雄 著
発行年月日1973年12月15日
頁数358頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0411-6