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家族システムにおける父親の役割に関する研究

幼児、児童とその家族を対象として

定価:本体 11,500 円+税
幼児、児童の子育て時期にある家庭において父親は家族成員の発達・適応や家族にどのような影響を及ぼすのであろうか。父親のかかわり方とその影響力について長年にわたる調査に基づく分析から得られた成果を明らかにすると同時に、これからの時代に必要とされる父親像についても新たな視点を提供する。

【著者略歴】
尾形和男(おがた かずお)
1952年 青森県に生まれる
千葉大学教育学部卒業
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了
博士(教育学)

現在 群馬社会福祉大学社会福祉学部教授
目次を表示します。
第1章 序論
 1節 家族システムと父親
 (1)現代社会の父親
 (2)父親の役割とは
 (3)家族システムと父親の存在
 2節 家族システム論
 3節 母子関係論の問題点
 4節 父子関係論
 5節 父子関係論の視点
 (1)父性とは
 (2)現代社会に求められる父性とは
  ・厳格さ、権威を主体とする父親像
  ・協調性、民主性を主体とする父親像
 6節 家族システムの理論モデル
 (1)Belskyの理論モデル
 (2)Belskyの理論モデルの特徴
 (3)Belskyの理論モデルの問題点
 (4)家族システム理論の修正モデル
 7節 家族システム理論モデルの検討
 (1)家族システム構成に関連する要素
 (2)「親子関係」、「夫婦関係」、「子どもの行動・変化」、
   「父親の行動・変化」、「家族機能」それぞれの関係
  ・「親子関係」と「子どもの行動・変化」
  ・「夫婦関係」と「親子関係」
  ・「夫婦関係」と「子どもの行動・変化」
  ・子育てへの関わりと父親自身の行動・変化
  ・父親と家族機能と家族成員の行動・変化
 8節 研究の目的と意義
 9節 研究の構成
第2章 父子サブシステムに関する研究
 1節 父親の育児参与についての分析的研究(研究1)
   目的
   方法
   結果
   考察
 2節 父親の子育てへの関わりと幼児の社会性の発達(研究2)
   目的
   方法
   結果
   考察
 3節 父親の子育てへの関わりと児童の共感性の発達(研究3)
   目的
   方法
   結果
   考察
 4節 本章のまとめ
第3章 夫婦サブシステムと子育てに関する研究
 1節 父親の協力的関わりと母親の育児参与(研究4)
   目的
   方法
   結果
   考察
 2節 父親の協力的関わりと夫婦関係、
    母親の精神的ストレスおよび子育てとの関係(研究5)
   目的
   方法
   結果
   考察
 3節 本章のまとめ
第4章 夫婦サブシステムと家族成員の行動・変化に関する研究
 1節 夫婦サブシステムと幼児および父親の行動・変化との関係(研究6)
   目的
  分析I:父親の協力的関わりと母親の精神的ストレスを
      中心としてみた夫婦関係と幼児の社会性の発達
   方法
   結果
   考察
  分析II:父親の幼児の子育てへの関わりと父親自身の発達的変化
   方法
   結果
   考察
 2節 夫婦サブシステムと児童および父親の行動・変化との関係(研究7)
   目的
  分析I:父親の協力的関わりと母親の精神的ストレスを
      中心としてみた夫婦関係と児童の社会性の発達
   方法
   結果
   考察
  分析II:父親の児童の子育てへの関わりと父親自身の発達的変化
   方法
   結果
   考察
 3節 本章のまとめ
第5章 夫婦サブシステムと家族システムとしての家族機能形成
    および家族成員の行動・変化に関する研究
 1節 父親の子育てへの協力的関わりと家族機能形成、
   児童の行動・変化との関係(研究8)
   目的
  分析I:父親の協力的関わりと家族機能形成
   方法
   結果
   考察
  分析II:家族機能と児童の共感性の発達
   方法
   結果
   考察
 2節 父親の協力的関わりについての夫婦間の認知のずれと夫婦関係、家族機能形成、および父親の行動・変化との関係(研究9)
   目的
  分析I:父親の子育てへの協力的関わりについての夫婦間の認知のずれと夫婦関係、家族機能形成
   方法
   結果
   考察
  分析II:家族機能と父親の発達的変化
   方法
   結果
   考察
 3節 本章のまとめ
第6章 全体的討論と今後の課題
  全体的討論
  今後の課題
引用文献
あとがき
資料

著者尾形和男 著
発行年月日2007年01月31日
頁数308頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1612-6