博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

フランス18世紀散文詩の言説生成

オプトポエジー試論

定価:本体 9,500 円+税

フランス散文詩の起源を18世紀に措定し,ピトレスク美学,庭園論,文学的言説の観点から詩的本質を事物の視覚的描写に求めて散文詩の生成過程を考察した研究。

【著者略歴】
白須貴志(しらす たかし)
1963年 神奈川県に生まれる
1987年 慶應義塾大学文学部文学科卒業
1990年 慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了
1992年 パリ第3大学フランス文学文明研究科博士課程、DEA取得
2001年 上智大学大学院文学研究科後期博士課程修了、博士(文学)
現在 上智大学非常勤講師

専攻は、フランス文学(18・19世紀散文詩)

※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
序文
第一部 ピトレスクあるいは視覚の世紀
 第一章 隠喩としての絵画とピトレスク
  1.パラダイムとしての絵画
  2.タブロー 
  3.ピトレスクという語の多様性
 第二章 ピトレスクの語源と初出
 第三章 1762年以前のピトレスク
 第四章1762年以後のピトレスク
  1.へラルト・ド・ライレッセとディドロ
  2.辞典三種における定義
  3.ピトレスク,ロマネスク,ロマンティック 
  4.庭園と自然風景
第二部 不均斉の美学
 第一章 建築論
  1.人体としての建築
  2.自然としての建築
 第二章 庭園論
  1.整形庭園
  2.整形庭園への批判
   2-1.マルク=アントワーヌ・ロージェ
   2-2.エドマンド・バーク 
   2-3.ジャン=ジャック・ルソー
   2-4.クロード=アンリ・ワトレ 
  3.非整形庭園(イギリス風景式庭園とピトレスク庭園)
   3-1.風景式庭園の起源と初例
   3-2.イギリス風景式庭園への反感
   3-3.ロジェ・ド・ピルの風景画論
   3-4.中国派(ジャン=ドゥニ・アチレ)
   3-5.絵画派(ワトレ,ジラルダン侯爵,クリスティアン・C・L・
ヒルシュフェルド)
   3-6.建築派(ジャン=マリ・モレル)
 第三章 詩論
  1.フェヌロン
  2.ウーダール・ド・ラ・モット
  3.ヴォルテール
  4.シャルル・バトゥー
第三部 表象の描写と事物主義
 第一章 風景と風景画
  1.歴史画と風景画
  2.風景の起源
  3.風景画の起源
  4.題材的風景画から自律的風景画へ
  5.クロード・ロラン
  6.オランダ絵画,宗教からの離脱と事物への肉迫
 第二章 山という自然
  1.自然
  2.山
 第三章 庭園の描写
  1.ジャック・ドリール『庭園』(1782)
  2.ロクス・アモエヌスとしての庭園
  3.ウト・ピクトゥラ・ポエシスとエクフラシス
  4.素材としての博物学
結語

事項索引
人名索引 
後記
著者白須貴志 著
発行年月日2004年02月29日
頁数326頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1423-8