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ワーク・コミットメントとストレスに関する研究

定価: 10,450 (本体 9,500 円+税)
ワーク・コミットメントと心理的ストレスの各々に関する独自の検討結果を踏まえながら、両概念間の関連性を理論的考察ならびに実証的研究によって明らかにした。

【著者略歴】
鷲見克典(すみ かつのり)
1964年生まれ
1990年 名古屋工業大学大学院工学研究科博士前期課程修了
愛知県がんセンター勤務を経て、
現在 名古屋工業大学大学院助教授 博士(工学)
目次を表示します。
はじめに
第1章 序論
 1.1 ワーク・コミットメント研究の今日的意義
 1.2 ワーク・コミットメント研究におけるストレスの位置づけ
 1.3 本書の意義と目的
第2章 ワーク・コミットメントの概念
 2.1 ワーク・コミットメントとその形態
 2.2 ワーク・コミットメントの研究動向
  2.2.1 米国を中心とした研究
  2.2.2 日本における研究
 2.3 ワーク・コミットメント4形態の定義,測定,そして他の変数との関連
  2.3.1 労働コミットメント
  2.3.2 職業コミットメント
  2.3.3 職務コミットメント
  2.3.4 組織コミットメント
 2.4 ワーク・コミットメント4形態間の関連
 2.5 ワーク・コミットメント4形態の弁別(研究1)
  2.5.1 問題と目的
  2.5.2 方法
  2.5.3 結果
  2.5.4 考察
 2.6 本章のまとめ
第3章 ストレスの概念とその関連要因
 3.1 ストレスの概念
 3.2 神経症的完全主義の効果(研究2)
  3.2.1 神経症的完全主義の概念と効果
  3.2.2 問題と目的
  3.2.3 方法
  3.2.4 結果
  3.2.5 考察
 3.3 ハーディネスの効果(研究3)
  3.3.1 ハーディネスの概念と効果
  3.3.2 問題と目的
  3.3.3 方法
  3.3.4 結果
  3.3.5 考察
 3.4 タイプA行動の効果(研究4)
  3.4.1 タイプA行動の概念と効果
  3.4.2 問題と目的
  3.4.3 方法
  3.4.4 結果
  3.4.5 考察
 3.5 楽観性とタイプA行動の効果(研究5)
  3.5.1 楽観性の概念と効果
  3.5.2 問題と目的
  3.5.3 方法
  3.5.4 結果
  3.5.5 考察
 3.6 ソーシャル・サポートと楽観性の効果(研究6)
  3.6.1 ソーシャル・サポートの概念と効果
  3.6.2 問題と目的
  3.6.3 方法
  3.6.4 結果
  3.6.5 考察
 3.7 タイプA行動とソーシャル・サポートの効果(研究7)
  3.7.1 問題と目的
  3.7.2 方法
  3.7.3 結果
  3.7.4 考察
 3.8 本章のまとめ
第4章 ワーク・コミットメントによる従業員の類型化とストレス反応
 4.1 職務コミットメントと組織コミットメントによる従業員の類型化
 4.2 職務コミットメントと組織コミットメントによる類型とストレス反応(研究8)
  4.2.1 問題と目的
  4.2.2 方法
  4.2.3 結果
  4.2.4 考察
 4.3 本章のまとめ
第5章 ワーク・コミットメントとタイプA行動の関連
 5.1 ワーク・コミットメントとタイプA行動の共通項としての仕事熱心
 5.2 職務コミットメントとタイプA行動の関連(研究9)
  5.2.1 問題と目的
  5.2.2 方法
  5.2.3 結果
  5.2.4 考察
 5.3 本章のまとめ
第6章 ワーク・コミットメントとソーシャル・サポートによるストレス反応への効果
 6.1 ワーク・コミットメントとソーシャル・サポートの関連
 6.2 看護師のバーンアウトに対するワーク・コミットメントとソーシャル・サポートの効果(研究10)
  6.2.1 バーンアウトの概念
  6.2.2 問題と目的
  6.2.3 方法
  6.2.4 結果
  6.2.5 考察
 6.3 職務コミットメントと職場におけるソーシャル・サポートの共同効果(研究11)
  6.3.1 問題と目的
  6.3.2 方法
  6.3.3 結果
  6.3.4 考察
 6.4 本章のまとめ
第7章 ワーク・コミットメントによるストレス反応への効果の様式
 7.1 ストレッサーを考慮したワーク・コミットメントの効果の様式
 7.2 職務コミットメントによる抑うつへの効果の3様式(研究12)
  7.2.1 問題と目的
  7.2.2 方法
  7.2.3 結果
  7.2.4 考察
 7.3 本章のまとめ
第8章 ワーク・コミットメントと役割ストレッサーによるストレス反応への効果
 8.1 ワーク・コミットメントと役割ストレッサー
  8.1.1 役割ストレッサーの概念
  8.1.2 役割ストレッサーとワーク・コミットメントの関係
 8.2 アイデンティティ理論によるワーク・コミットメントとストレス 
  8.2.1 アイデンティティ理論とアイデンティティ過程
  8.2.2 アイデンティティ過程における仕事役割とワーク・コミットメント
  8.2.3 アイデンティティ過程におけるストレスとワーク・コミットメント
  8.2.4 役割ストレッサーとワーク・コミットメントの共同効果の可能性
 8.3 ワーク・コミットメントと役割ストレッサーの関係(研究13)
  8.3.1 問題と目的
  8.3.2 方法
  8.3.3 結果
  8.3.4 考察
 8.4 ワーク・コミットメントと役割ストレッサーの共同効果-1-(研究14)
  8.4.1 問題と目的
  8.4.2 方法
  8.4.3 結果
  8.4.4 考察
 8.5 ワーク・コミットメントと役割ストレッサーの共同効果-2-(研究15)
  8.5.1 問題と目的
  8.5.2 方法
  8.5.3 結果
  8.5.4 考察
 8.6 本章のまとめ
第9章 結論
 9.1 研究結果のまとめ
 9.2 今後の研究課題と展望
参考文献

著者鷲見克典 著
発行年月日2006年01月15日
頁数226頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1527-3