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「反省的実践家」としての教師の学習指導力の形成過程

定価:本体 8,000 円+税

「反省的実践家」としての教師が、経験の蓄積により学習指導の力量をどのように形成していくかを、多数の教員に面接調査を行い、実証的に明らかにしようとした。

【著者略歴】
藤澤伸介(ふじさわ しんすけ)

現職
跡見学園女子大学文学部教授、全国学習塾協会理事・新座市学校評価システム第三者評価委員

学歴
慶應義塾大学文学部社会心理学科心理学専攻卒業
慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修士課程修了
慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻博士満期退学
学位 博士(心理学) 名古屋大学大学院発達科学研究科

職歴
国立聴力言語障害センター非常勤講師
慶應義塾大学教職課程センター非常勤講師
お茶の水女子大学生活科学部非常勤講師
東京大学大学院附属学校臨床総合教育研究センター客員教授

資格
応用心理士 学校心理士

専門
教育心理学 認知心理学
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
まえがき
第1章 本研究の問題と理論的背景
 第1節 教師の力量とは何か
 第2節 反省的実践家としての教師
 第3節 教師の成長に関する先行研究の概観
  1.「省察」や「熟考」の研究
  2.認識システムの変容の研究1
 第4節 本研究の概要と必要性
第2章 教育実習生(初心者教師)の特徴
  1.はじめに 
  2.目的
  3.方法
  4.結果
  5.考察
第3章 事例に見る授業の知の成長
 第1節 教師の成長過程と十牛図
  1.教師の専門性
  2.達人の境地 
  3.成長と停滞
  4.段階を示すエピソード 
 第2節 その時教師は成長した
  1.宿題の悩み
  2.G先生のクラスを見る
  3.説得と点検
  4.A先生の発見
  5.早速試してみる
 第3節 成長を支えたものは何か
  1.生徒を見る目
  2.人的資源の活用
  3.学問的知識の活用
  4.まとめ
第4章 学習指導力の形成要因
  1.問題
  2.目的
  3.方法
  4.結果と考察
  5.まとめ
第5章 授業指導力の形成過程
 第1節 課題と方法について
  1.問題の所在
  2.研究方法の必要条件
  3.本調査の研究法
 第2節 授業づくりの変容過程の調査
  1.目的
  2.調査方法
  3.調査結果
  4.考察
第6章 教師の役割意識の変容
 第1節 問題の所在
 第2節 予備調査
  1.目的 
  2.方法 
  3.結果と考察
 第3節 本調査
  1.目的 
  2.方法 
  3.結果 
  4.考察 
第7章 経験の蓄積と学習ケア行動
 第1節 問題提起
  1.問題の所在
  2.生徒の求める教師
  3.学習ケアの必要性
 第2節 学習ケア行動の調査研究
  1.調査研究の前提
  2.目的 
第8章 経験の蓄積と授業の魅力化
 第1節 魅力の調査の必要性
  1.生徒の求める教師
  2.授業の魅力の必要性
 第2節 授業の魅力の調査
  1.目的
  2.方法
  3.結果
  4.考察
 第3節 授業の魅力化意識は経験の蓄積で高まるか
  1.目的 
  2.方法
  3.結果
  4.考察
第9章 総括的討論
 第1節 総合的考察とモデルの提案
  1.授業指導力の成長段階モデル
  2.役割意識の変容モデル
  3.教育実習生の問題点はいつ解決されるか
  4.生徒の求める教師と教師の成長
 第2節 研究結果の応用の方向性
  1.教育心理学の研究での応用
  2.教師教育の充実への応用
  3.学校の改善の方向
 第3節 本研究の方法について
  1.原理探索型研究
  2.本研究の方法論的特徴
 第4節 本研究の限界と今後の課題
  1.CCF法
  2.クラスタ分析
  3.その他
本論文の要旨
引用文献
あとがき
著者藤澤伸介 著
発行年月日2004年12月15日
頁数208頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1454-2