博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

瞬目の心理学と教育への応用

瞬目を用いた学習評価

定価: 7,150 (本体 6,500 円+税)

瞬目(まばたき)は何のために行っているのか。瞬目と心理学的要因との関連性の解明および瞬目を用いた学習評価の可能性について総合的に論究した本邦初の研究書。

【著者略歴】
小孫康平(こまご やすひら)
1952年大阪府生まれ
筑波大学大学院教育研究科修士課程修了
東北学院大学大学院人間情報学研究科人間情報学専攻博士後期課程修了
立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻博士課程(一貫制)修了
国立特殊教育総合研究所(現 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所)
教育工学研究部主任研究官,関西国際大学人間科学部・関西国際大学大学院人間行動学研究科(研究科長)教授を経て,現在,
皇學館大学教育学部(教育学科主任)・皇學館大學大学院教育学研究科教授
博士(学術)(立命館大学)
博士(学術)(東北学院大学)
専攻:心理学,教育方法学,教育工学,デジタルゲーム学
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
まえがき
第1章 瞬目とは何か
 1.1.目に関する語彙
 1.2.瞬目の語源
 1.3.瞬目の種類
  1.3.1.反射性の瞬目
  (1)相撲技の「猫だまし」
  (2)香りを瞬目で計測
  (3)条件づけと瞬目
  1.3.2.随意性の瞬目
  1.3.3.自発性の瞬目
 1.4.なぜ,瞬目をしても暗く感じないのか
第2章 瞬目の測定法
 2.1.瞬目の測定法
 2.2.観察法
 2.3.EOG法
 2.4.EMG法
 2.5.VTR法
  2.5.1.Scion Imageによる瞬目の測定
  (1)Scion Imageを利用した画像解析方法
  (2)実用性の検討
    ① 瞬目測定
    ② 瞬目率
    ③ 瞬目間間隔
    ④ 瞬目持続時間
  (3)OpenCVを利用した画像解析方法
  2.5.2.ImageJによる瞳孔の測定
  (1)ImageJを利用した画像解析方法
  (2)実用性の検討
第3章 瞬目の年齢差と性差
 3.1.瞬目の年齢差
 3.2.瞬目の性差
第4章 霊長類の瞬目
 4.1.チンパンジー乳児の瞬目
 4.2.霊長類の瞬目
第5章 瞬目による脳機能の変化
 5.1.ビデオ観察時の瞬目同期
 5.2.映画と瞬目
 5.3.瞬目による脳機能の変化
第6章 非言語コミュニケーションと瞬目
 6.1.教育場面での非言語コミュニケーションの重要性
 6.2.環境および身体状態による瞬目の変化
 6.3.心理状態による瞬目の変化
 6.4.瞬目に影響を及ぼす人格特性に対する認識
第7章 非言語コミュニケーションにおける瞬目の多少と印象形成
 7.1.非言語コミュニケーションにおける瞬目
 7.2.瞬目の多少と印象形成
第8章 非言語コミュニケーションにおける瞬目頻度と職業別人物の印象形成
 8.1.職業別人物の印象形成
 8.2.職業別人物の印象形成に及ぼす影響
 8.3.性格特性が人物印象に与える影響
第9章 対人場面におけるコミュニケーションと瞬目
 9.1.人が近づいてくると瞬目はどうなのか
 9.2.面接中の瞬目
 9.3.カウンセリングと瞬目
 9.4.アメリカ大統領選挙と瞬目
 9.5.ニュースキャスターの瞬目
 9.6.玩具・キャラクタと瞬目
 9.7.虚偽と瞬目
 9.8.手話と瞬目
第10章 注意の方向性と瞬目
 10.1.外的注意と内的注意
 10.2.HallとCusackの注意の方向性と瞬目
 10.3.Tecceの瞬目2要因仮説
 10.4.田多の2過程相殺仮説
 10.5.課題困難度と瞬目
第11章 生体情報を用いた学習評価
 11.1.学習評価
 11.2.生体情報を用いた学習評価
 11.3.脳の生体情報を用いた学習評価
  11.3.1.脳波
  11.3.2.事象関連電位:ERP
  11.3.3.近赤外分光法:NIRS
 11.4.眼球運動の生体情報を用いた学習評価
  11.4.1.眼球運動
  11.4.2.瞳孔反応
  11.4.3.瞬目
 11.5.自律神経系と学習活動の評価
  11.5.1.心拍
  11.5.2.脈拍
  11.5.3.皮膚電気活動・神経性発汗
 11.6.瞬目の教育への応用
第12章 コンピュータディスプレイ上の文字の読みやすさと瞬目
 12.1.知識基盤社会の到来
 12.2.読みやすさの測定法
 12.3.背景色と文字色
 12.4.縦読みと横読み
 12.5.コンピュータディスプレイ上の文字の読みやすさと瞬目
 12.6.実験課題
 12.7.読みやすさの指標としての瞬目率
第13章 連立方程式と瞬目
 13.1.連立方程式の解答時の瞬目
 13.2.低得点群の瞬目率
 13.3.高得点群の瞬目率
 13.4.正解および不正解における瞬目率
第14章 「ハノイの塔」と瞬目
 14.1.「ハノイの塔」のパズル解答時の瞬目
 14.2.「ハノイの塔」のルール
 14.3.実物とイメージによる平均瞬目率
第15章 ワーキングメモリと瞬目
 15.1.ワーキングメモリ
 15.2.ワーキングメモリと瞬目
第16章 二重課題における注意資源配分と瞬目
 16.1.二重課題における注意資源配分
 16.2.二重課題における注意資源配分と瞬目
第17章 興味と瞬目
 17.1.テレビ視聴と瞬目
 17.2.音楽映像と瞬目
 17.3.テレビゲームと瞬目
 17.4.3D映像と瞬目
 17.5.ユーザビリティと瞬目
第18章 障害児・者における瞬目の利用
 18.1.重症心身障害児における瞬目の利用
 18.2.発達障害児の瞬目
 18.3.パーキンソン病患者の瞬目
 18.4.重度痴呆症高齢者と瞬目
 18.5.瞬目を用いたICT機器の活用
第19章 スポーツにおける瞬目
 19.1.スポーツと瞬目
 19.2.卓球と瞬目
 19.3.弓道・剣道と瞬目
第20章 居眠りと瞬目
 20.1.覚醒水準と瞬目
 20.2.居眠りと瞬目
文献
あとがき
著者小孫康平 著
発行年月日2014年09月15日
頁数166頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2048-2
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