博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

ジェンダー・ハラスメントに関する心理学的研究

就業女性に期待する「女性らしさ」の弊害

定価:本体 5,000 円+税

日本の職場で就業女性に対し発生しているジェンダー・ハラスメントについて、測定尺度を作成し、女性に及ぼす影響を検討、ハラスメント防止への研修の有効性を検証する。

【著者略歴】
小林敦子(こばやし あつこ)
埼玉県出身,政策コンサルタント e-mail:oet_sprac@m.jcnnet.jp
日本応用心理学会会員,組織心理学研究会会員
 地方公務員として勤務する中で,政策決定における科学的視点の欠如に気づき,「行政に科学を 政策に統計を」の信念の下,心理学の分析手法を学ぶために大学院修士課程に入学。同時に女性の就労環境に関心を持ち,博士後期課程(日本大学大学院総合社会情報研究科)に入学後は本格的にジェンダー・ハラスメントに関する研究を行う。2011年 博士号(総合社会文化)取得。地方公務員を退職後,教育機関や自治体等で政策統計に関するコンサルタント及び講演活動を行っている。現在主に行っている研究のテーマは,男女共同参画の進展と地方経済の関係についてである。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
第Ⅰ部 ジェンダー・ハラスメントとは何か
第1章 ジェンダー・ハラスメント発生の背景
 第1節 日本の女性の就業状況
 第2節 日本の職場における女性の扱われ方
 第3節 まとめ
第2章 様々な国・文化の中の性差別
 第1節 はじめに
 第2節 性差別に関する社会心理学的研究
 第3節 まとめ
第3章 セクシャル・ハラスメント研究の歴史
 第1節 はじめに
 第2節 セクシャル・ハラスメントとは
 第3節 セクシャル・ハラスメントに関する先行研究の内容
 第4節 セクシャル・ハラスメント研究の中に見られるジェンダー・ハラスメント
第4章 心理学研究におけるジェンダー・ハラスメント
 第1節 はじめに
 第2節 心理学研究におけるジェンダー・ハラスメントの位置づけ
 第3節 ジェンダー・ハラスメントに関する先行研究
第5章 心理学研究におけるジェンダー・ハラスメント研究の課題
 第1節 はじめに
 第2節 ジェンダー・ハラスメントの測定上の留意点
 第3節 本書の目的
第Ⅱ部 ジェンダー・ハラスメント測定尺度の作成
第6章 半構造化面接法によるジェンダー・ハラスメント項目収集
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第7章 ジェンダー・ハラスメント測定尺度の因子構造の確認と妥当性の検証
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第8章 ジェンダー・ハラスメント測定尺度の妥当性の検証
 第1節 目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第9章 ジェンダー・ハラスメントとセクシャル・ハラスメントの関係性の検討
 第1節 序論
 第2節 目的
 第3節 方法
 第4節 結果
 第5節 考察
第Ⅲ部 ジェンダー・ハラスメントが就業女性に及ぼす影響
第10章 ジェンダー・ハラスメントが就業女性の精神的健康状態に及ぼす影響
 第1節 序論
 第2節 目的
 第3節 方法
 第4節 結果 
 第5節 考察
 第6節 まとめ
第11章 ジェンダー・ハラスメントが就業女性の職務関連行動に及ぼす影響
 第1節 序論
 第2節 目的
 第3節 方法
 第4節 結果 
 第5節 考察
第Ⅳ部 ジェンダー・ハラスメントに関する研修効果
第12章 準実験によるジェンダー・ハラスメントに関する研修効果の検討(1)
 第1節 序論
 第2節 目的
 第3節 方法
 第4節 結果
 第5節 考察
第13章 準実験によるジェンダー・ハラスメントに関する研修効果の検討(2)
 第1節 序論
 第2節 目的
 第3節 方法
 第4節 結果
 第5節 考察
第Ⅴ部 本書の要約と総合的考察
第14章 本書の要約
第15章 総合的考察
 第1節 本書で研究対象とされたジェンダー・ハラスメント
 第2節 ジェンダー・ハラスメントの概念的独立
 第3節 ジェンダー・ハラスメントが就業女性に及ぼす影響
 第4節 個人の多様なあり方を認める職場に向けて
 第5節 ジェンダー・ハラスメント発生防止のてがかりと今後の展開

引用文献
付録
あとがき
著者小林敦子 著
発行年月日2015年03月15日
頁数198頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2073-4