博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

現代日本女性の中年期危機についての研究

危機に対するソーシャル・サポートと容姿を維持向上する努力の効果

定価:本体 7,000 円+税

知覚されたソーシャル・サポートと自分の容姿を維持向上する努力についての実証研究から、現代日本女性の中年期危機に及ぼす予防・軽減効果についてモデルを提唱。

【著者略歴】
瀬戸山聡子(せとやま あきこ)
略歴
1964年 東京出身
1987年 成蹊大学法学部卒業後,企業での社会人生活を経て
2007年 昭和女子大学大学院生活機構研究科心理学専攻臨床心理学講座修了/修士(心理学)
2013年 昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻生活文化大講座修了/博士(学術)
資格
臨床心理士,産業カウンセラー,CEAP(Certified Employee Assistance Professional)(国際EAP協会認定国際EAPコンサルタント)
所属
ピースマインド・イープ株式会社コンサルティング本部EAPスーパーバイザー兼国際EAP研究センター主席研究員
明星大学・聖徳大学兼任講師
昭和女子大学女性文化研究所特別研究員
昭和女子大学生活心理研究所特別研究員,外部スーパーバイザー
※データは刊行当時のものです※
目次を表示します。
第1章 序論
 1節 はじめに:発達心理学における中年期の捉え方と日本の事情
 2節 成人発達における中年期―女性に着目して―
  (1)中年期の捉え方
  (2)中年期の発達課題
  (3)発達課題の検討における性差への配慮
  (4)中年期危機の位置づけ
  (5)中年期危機の内容
  (6)女性が中年期危機を予防,または軽減する要因
 3節 中年期女性とソーシャル・サポート
  (1)ソーシャル・サポートの捉え方
  (2)女性の中年期危機においてソーシャル・サポートが果たす役割
 4節 中年期女性の容姿の維持向上への取組み
  (1)中年期女性の容姿を巡る世の中の動向
  (2)心理学における容姿についての研究の概観
  (3)中年期女性の容姿を維持向上する努力の意味
  (4)女性の中年期危機に及ぼす容姿の衰えの影響
 5節 本研究の目的と意義
  (1)目的
  (2)意義
 6節 本研究の構成
 7節 本研究の調査対象者
  (1)対象者A群
  (2)対象者B群
  (3)対象者C群
  (4)対象者D群
  (5)対象者E群
第2章 現代日本女性の中年期の時期区分〔研究1〕
 1節 目的
 2節 方法
 3節 結果と考察
  (1)現代日本女性は中年期の開始年齢と終了年齢を何歳と位置づけるのか
     ―一般的開始年齢と一般的終了年齢,個人的開始年齢に着目して―
  (2)現代日本女性は中年期の特徴をどのように捉えているのか
     ―開始年齢と終了年齢を決定する理由とは何か―
 4節 まとめ
第3章 現代日本女性の中年期危機〔研究2〕
 1節 目的
 2節 女性の中年期危機についての質問紙調査(研究2-1)
  (1)目的
  (2)方法
  (3)結果と考察
  (4)まとめ
 3節 女性の中年期危機についての面接調査(研究2-2)
  (1)目的
  (2)方法
  (3)結果と考察
  (4)まとめ
 4節 日本女性用中年期危機尺度の作成(研究2-3)
  (1)目的
  (2)方法
  (3)結果と考察
 5節 まとめ
第4章 中年期女性へのソーシャル・サポート〔研究3〕
 1節 目的
 2節 中年期女性用ソーシャル・サポート尺度の検討
  (1)尺度の選択
  (2)JMS-SSSを中年期女性用ソーシャル・サポート尺度として用いる際の修正事項
 3節 中年期女性用ソーシャル・サポート尺度の作成
  (1)目的
  (2)方法
  (3)結果と考察
 4節 ソーシャル・サポート個人総得点と日本女性用中年期危機尺度得点との関連
 5節 まとめ
第5章 中年期女性の容姿を維持向上する努力〔研究4〕
 1節 目的
 2節 女性性の観点からの検討
    ―質問紙調査による女子青年との比較―(研究4-1)
  (1)目的
  (2)方法
  (3)結果と考察
  (4)まとめ
 3節 就業上の必要性からの検討
    ―均等法第1世代の女性達への面接調査より―(研究4-2)
  (1)目的
  (2)方法
  (3)結果と考察
  (4)まとめ
 4節 誰のための容姿を維持向上する努力か
    ―中年期女性と女子青年への質問紙調査より―(研究4-3)
  (1)目的
  (2)調査1
  (3)調査2
  (4)まとめ
 5節 容姿維持向上努力尺度(中年期女性用・女子青年用)の作成(研究4-4)
  (1)目的
  (2)予備調査
  (3)本調査
 6節 容姿維持向上努力尺度得点と,日本女性用中年期危機尺度得点とソーシャル・サポート個人総得点との関連
 7節 まとめ
第6章 女性の中年期危機に対するソーシャル・サポートと容姿維持向上努力の効果〔研究5〕
 1節 目的
 2節 自尊感情と,ソーシャル・サポート,容姿維持向上努力,および女性の中年期危機との因果関係(研究5-1)
  (1)目的
  (2)方法
  (3)結果と考察
 3節 ソーシャル・サポート,容姿維持向上努力,自尊感情と女性の中年期危機を用いた仮説モデルの構築と検証(研究5-2)
  (1)目的
  (2)方法
  (3)結果と考察
 4節 まとめ
第7章 総括と展望
 1節 結果の概要
  (1)第1章:先行研究の展望と,本研究での理論仮説ならびに仮説モデルの提案
  (2)第2章:現代日本女性の中年期の時期区分についての探索的研究(研究1)
  (3)第3章:現代日本女性の中年期危機を測定する尺度の作成(研究2)
  (4)第4章:中年期女性へのソーシャル・サポートを測定する尺度の作成(研究3)
  (5)第5章:中年期女性の容姿を維持向上する努力を測定する尺度の作成(研究4)
  (6)第6章:女性の中年期危機に対するソーシャル・サポートと容姿維持向上努力の効果についての仮説検証とモデル構築(研究5)
 2節 総合的考察
  (1)現代日本女性の考える中年期とはいつを指すのか
  (2)現代日本女性の中年期危機の特徴
  (3)中年期女性が知覚するソーシャル・サポートの特徴
  (4)現代中年期女性の容姿維持向上努力の特徴
  (5)女性の中年期危機に対するソーシャル・サポートと容姿維持向上努力の効果
 3節 本研究の意義―生涯発達的視点から捉えた現代日本女性の中年期
  (1)現代中年期女性が考える中年期の特徴の整理
  (2)女性の中年期危機に対する容姿の維持向上努力とソーシャル・サポートのセルフケア効果の可能性
  (3)女性の中年期危機に対する容姿維持向上努力とソーシャル・サポートの臨床的介入への基礎資料の提供
 4節 今後の課題

引用文献
初出一覧
あとがき―謝辞に代えて―
著者瀬戸山聡子 著
発行年月日2016年02月20日
頁数308頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2117-5