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乳幼児に対する母親のタッチに関する研究

定価:本体 5,500 円+税

タッチを“母親から乳児への身体接触”と定義し、家庭における自然場面のタッチを介する関わりについて検討。乳児期の親子関係のタッチの役割と重要性を問題提起した。

【著者略歴】
麻生(新井)典子(あそう(あらい) のりこ)
1992年 北里大学看護学部卒業
1992年~1995年 北里大学病院産婦人科及び新生児病棟に助産師として勤務
1999年 日本女子大学人間社会学部心理学科卒業
2001年 日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻博士前期課程卒業
2006年 日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻博士後期課程単位取得後退学
現 職 神奈川大学人間科学部人間科学科助教
    特定非営利活動法人 親と子のタッチ研究会 理事長
    博士(心理学),臨床心理士,家族心理士
※データは刊行当時のものです※
目次を表示します。
第1章 序文 
 1節 はじめに
 2節 本論文作成までの経過
 3節 本論文の意義
 4節 本論文の元になった諸論文
第2章 タッチとは何か
 1節 タッチの感覚
 2節 タッチの性質
 3節 多元様相の中のタッチ
第3章 タッチの歴史的背景
 1節 タッチの潜在的重要性
  1項 精神分析理論
  2項 マターナル・ディプリベーション
  3項 ボンディング
  4項 アタッチメント
  5項 ペアレンティング
  6項 アニマルハンドリング
 2節 タッチの臨床実践研究
  1項 カンガルーケア
  2項 マッサージセラピー/タッチケア
 3節 タッチの基礎的研究
  1項 タッチの役割
  2項 タッチと情動
  3項 タッチとアタッチメント
  4項 母親のタッチと精神的健康
 4節 タッチの理論研究
  1項 触コミュニケーションモデル
 5節 先行研究の問題点
第4章 本研究の目的と位置づけ
 1節 研究目的と位置づけ
 2節 本論文の構成
第5章 乳児期の親子関係におけるタッチの重要性
 1節 〔研究1〕乳児を持つ親の育児行動
    :父母差と抱っこの意味づけ
  1項 問題と目的
  2項 研究方法
  3項 結果と考察
  4項 総合的考察と今後の課題
 2節 〔研究2〕乳児を抱っこする様式のパターンと夫婦関係
    :育児をめぐる夫婦の役割分担に注目して
  1項 問題と目的
  2項 研究方法
  3項 結果と考察
  4項 総合的考察と今後の課題
第6章 乳児を持つ母親のタッチの養育場面間の相違
 1節 〔研究3〕0~1歳児の乳児期を想定した母親のタッチングにおける複数の養育場面間の相違:回顧的方法を用いて
  1項 問題と目的
  2項 研究方法
  3項 結果
  4項 考察
 2節 〔研究4〕タッチ評定尺度における乳児を持つ母親のタッチの養育場面間の相違:タッチング質問紙(2006)と比較して
  1項 問題と目的
  2項 研究方法
  3項 結果
  4項 考察
第7章 乳児を持つ母親のタッチと精神的健康との関連
 1節 〔研究5〕乳児に対する母親のタッチ評定尺度の作成の試み
    :タッチの類型と精神的健康との関連
  1項 問題と目的
  2項 研究方法
  3項 結果
  4項 考察
第8章 総括的討論
 1節 研究知見の総括
 2節 母親のタッチの役割
 3節 母親のタッチの4つの性質
 4節 母親のタッチと養育場面との関係モデル
 5節 母親のタッチと精神的健康との関連
 6節 今後の課題
第9章 結論

引用文献
謝辞
著者麻生典子 著
発行年月日2016年03月15日
頁数156頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2127-4