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就学前期の語用能力の発達と語用障がい

自閉症スペクトラムの子どもの語用障がいをめぐって

定価:本体 6,500 円+税

自閉症スペクトラムにおける語用障がいの支援を考える上で、就学前の定型発達児の語用能力と認知・行動発達の量的データの集積を中心に、発達連関の観点から分析を行った基礎的研究である。

【著者略歴】
中路 曜子(なかじ ようこ)
2010年 神戸学院大学大学院人間文化学研究科心理学専攻臨床心理学系修士課程修了
2015年 神戸学院大学大学院人間文化学研究科人間行動論専攻行動発達論講座博士後期課程修了
博士(人間文化学)
目次を表示します。
第1章 子どもの語用能力の発達と語用障がい
 第1節 子どもの語用能力の発達と語用障がい
 第2節 自閉症スペクトラムによる語用障がい
  2.1 他者視点・他者理解と語用障がい
  2.2 会話における発話理解
 第3節 認知的側面からの語用障がいへのアプローチ
 第4節 関連性理論と語用障がい
  4.1 関連性理論における発達的研究
  4.2 関連性理論と語用障がいに関する研究
 第5節 語用能力の発達的研究における今後の課題
第2章 自閉症スペクトラムの子どもの語用障がいをめぐって
 第1節 はじめに
 第2節 語用能力の発達における諸相
 第3節 「心の理論」研究と関連性
 第4節 推論言語の発達との関連
 第5節 全体的統合における障がいとの関連
 第6節 定型発達の子どもの語用能力と保育場面においての困難さ
 第7節 本研究の目的
第3章 幼児の語用能力とそれに関わる認知・行動発達(1)―就学前の子どもの語用能力の発達に見られる連関性―
 第1節 目的
 第2節 方法
  2.1 研究協力者
  2.2 質問紙について
  2.3 実施方法
  2.4 実施期間
  2.5 分析の資料
 第3節 結果
  3.1 因子分析
  3.2 異年齢間における項目の推移
 第4節 考察
  4.1 語用能力と他の行動・認知発達との連関性
  4.2 異年齢における因子間の項目推移からみえる連関性
第4章 幼児の語用能力とそれに関わる認知・行動発達(2)―質問紙第2版を基にした調査および事例研究―
 第1節 幼児の語用能力と他機能との発達的連関性
  1.1 目的
  1.2 方法
  1.3 結果
  1.4 考察
 第2節 語用面に困難さを示す事例の語用能力の発達
  2.1 目的
  2.2 方法
  2.3 結果
  2.4 考察
 第3節 全体的考察
第5章 乳児期の語用能力発達における認知的基盤―縦断的研究―
 第1節 目的
 第2節 方法
  2.1 研究協力者
  2.2 観察期間
  2.3 観察場所および場面
  2.4 事例Aの津守・稲毛式乳幼児精神発達診断法(1~12か月) 結果
  2.5 分析方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第6章 幼児の推論言語の事例研究
 第1節 目的
 第2節 方法
  2.1 研究協力者
  2.2 実施期間
  2.3 使用した材料
  2.4 手続き
  2.5 倫理的配慮
  2.6 推論言語の分類方法
  2.7 分析方法
 第3節 結果
  3.1 PVT-R絵画語い発達検査の結果
  3.2 質問紙の結果から
  3.3 絵本場面において表出された推論的言語
 第4節 考察
  4.1 表出された推論的言語の発達
  4.2 各事例の質問紙の結果と表出された推論言語の違い
第7章 全体的考察
 第1節 乳児期から幼児期の語用能力の発達モデル
 第2節 自閉症スペクトラムの子どもの語用障がいへの発達的アプローチ
 第3節 今後の課題
引用文献
初出一覧
あとがき
付録
著者中路曜子 著
発行年月日2018年03月31日
頁数154頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2221-9

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