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杜甫研究

定価:本体 17,000 円+税
宋本『杜工部集』の性格を明らかにし「陶冶性霊」「詩家の自覚」等の問題を究明する。又求め続けた心の安寧が得られなかった原由を、陶淵明と対比して鮮明に論じる。

【著者紹介】
安東俊六(あんどうしゅんろく)
1944年 大分市上宗方1373番地に生まれる
岐阜大学教授
目次を表示します。
第一章 宋本『杜工部集』の性格
 第一節 宋本『杜工部集』と鈔本『杜工部集』
 第二節 「甲本=重刻王琪本」説を疑う
第二章 詩論と作品
 第一節 詩論―「陶冶性靈」をめぐって―
 第二節 敍景における書畫觀の反映
 第三節 「歌」うこと
 第四節 秦州における五言律詩多作の動機
第三章 思考形態と詩作
 第一節 思考形態と詩作
 第二節 「詩家」の自覺(一)
 第三節 「詩家」の自覺(二)
 第四節 「懶」と「拙」
 第五節 不可知なものへの憧憬
 第六節 異能に對する強い關心
 第七節 陶淵明の理解の度合(一)
 第八節 陶淵明の理解の度合(二)
第四章 杜甫が高く評價した初唐の詩人
 第一節 陳子昂の「感遇詩」を支える思想
 第二節 陳子昂の詩論と作品
 第三節 初唐文學史における陳子昂の位置づけ
 第四節 陳子昂「感遇詩」の再評價
 第五節 景龍宮廷學の創作基盤
 第六節 宋之間の詩の異説
索引
後記
著者安東俊六 著
発行年月日1996年12月25日
頁数446頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0996-8