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不登校児童・生徒への援助における自己概念の変容

定価: 12,100 (本体 11,000 円+税)

子どもの社会適応とキャリア成熟の観点から、自己概念の変容に関する実証的・事例研究を行い、不登校児童生徒の援助プログラムとキャリア成熟モデルを検討する。

【著者略歴】
青戸泰子(あおと やすこ)
1958年 東京都に生まれる。
2001年 筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了
2006年 立正大学大学院文学研究科哲学専攻臨床心理学コース
     単位取得満期退学
2007年 博士(文学)取得(立正大学)
2007年 岐阜女子大学 准教授(後,教授)
2013年 関東学院大学 教授
現  在  関東学院大学人間環境学部 教授
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
序章
第Ⅰ部 文献研究
第1章 不登校児童・生徒の自己概念とその変容
 1節 不登校児童・生徒への援助に関する研究動向
 2節 変容理論と不登校の援助に関する研究
第2章 児童・生徒の認知的特徴に関する研究
 1節 自己効力感
 2節 自己受容
 3節 自尊感情
 4節 自己概念
第Ⅱ部 本研究の目的と方法
第3章 本研究の目的
第4章 本研究の方法と構成
第5章 基本概念の説明と定義
第Ⅲ部 実証的研究
第6章 社会生活充実感と社会生活自己イメージとの関係
 1節 社会生活適応感に関する先行研究
 2節 社会生活自己イメージ尺度の開発
 3節 学校生活充実感および自己受容と社会生活自己イメージとの関係
 4節 家庭生活充実感尺度の開発
 5節 家庭生活充実感および自己受容と社会生活自己イメージとの関係 
 6節 社会生活動機づけおよび自己受容と社会生活自己イメージとの関係
 7節 第6章の要約
第7章 社会生活自己イメージと進路(キャリア)成熟に関する研究
 1節 進路(キャリア)成熟に関する先行研究
 2節 家庭生活充実感が自己受容と社会生活自己イメージおよび進路(キャリア)成熟に及ぼす影響
 3節 社会生活動機づけが自己受容と社会生活自己イメージおよび進路(キャリア)成熟に及ぼす影響
 4節 社会生活自己イメージと進路(キャリア)成熟との関係
 5節 第7章の要約
第8章 中学生におけるソーシャル・スキルの指導が社会適応に及ぼす影響
第9章 第Ⅲ部の全体的考察
第Ⅳ部 事例研究
第10章 自己プランニング・プログラムの意義と本研究の目的
 1節 自己プランニング・プログラムとは何か―問題の所在と意義―
 2節 研究の目的と方法
 3節 本研究の構成
第11章 自己プランニング・プログラムにおける総合的アプローチの検討
 1節 事例研究[事例1]
 2節 考察
第12章 自己プランニング・プログラムにおける「夢を語ることの意味」の検討
 1節 事例研究[事例2]~[事例4]
 2節 考察
第13章 自己プランニング・プログラムにおける「他者とのポジティブな関係」の検討
 1節 事例研究[事例5]~[事例7]
 2節 考察
第14章 自己プランニング・プログラムにおける「課題の設定と実行」の効果
 1節 事例研究[事例8]~[事例10]
 2節 考察
第15章 第Ⅳ部の全体考察
第Ⅴ部 全体的考察
全体的考察
要約
引用文献
謝辞
資料
著者青戸泰子 著
発行年月日2014年03月31日
頁数458頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2023-9

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