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協同的な省察場面を通した教師の学習過程

小学校における授業研究事後協議会の検討

定価:本体 6,000 円+税

授業研究を通した教師の学習過程に関し、質問紙調査による統計的分析、フィールドワークによる集中的な事例分析を通して総合的かつ基礎的な知見を提供する。

【著者略歴】
坂本篤史(さかもと あつし)
1984年 東京都生まれ
2006年 東京大学教育学部卒業
2012年 東京大学大学院教育学研究科博士課程修了
      博士(教育学)
2012年 名古屋石田学園中等教育研究部 部長(現在に至る)
2012年 星城大学 客員講師(現在に至る)
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
第Ⅰ部 問題と方法
 第1章 問題と目的
  第1節 教師の学習研究に関する概観
  第2節 授業経験の省察による学習
   2-1 省察による学習
   2-2 知識と省察
  第3節 省察を支える学校内の文脈
   3-1 実践共同体の中での学習
   3-2 校内研修としての授業研究
  第4節 教師の長期的な変容過程
  第5節 教師の学習研究における課題
  第6節 本研究の理論的枠組
  第7節 本研究の構成
 第2章 方法
  第1節 本研究の方法論
  第2節 データ収集の手順
第Ⅱ部 協議会談話における教師の学習過程
 第3章 質問紙調査による授業研究の実施状況と認識に関する検討
  第1節 目的
  第2節 方法
   2-1 質問紙によるデータ収集
   2-2 変数の設定
   2-3 分析モデルの作成
  第3節 結果
   3-1 構造方程式モデルによる分析
   3-2 修正モデルによる再分析
  第4節 考察
 第4章 協議会における小学校教師の教職経験が談話に与える影響―教職経験年数と学校在籍年数の比較から―
  第1節 目的
  第2節 方法
   2-1 協力校とデータ収集方法
   2-2 分析方法
  第3節 結果
   3-1 協力校における協議会談話のカテゴリ分類
   3-2 協議会で教師は何を発言したか
   3-3 協議会で教師は誰のどのような発言を聴き記憶し再生したか
  第4節 考察
 第5章 小学校の協議会における教師個人の省察過程―問題表象過程における教師間の比較から―
  第1節 目的と本章の構成
  第2節 研究1:授業者と非授業者における問題表象過程の特徴
   2-1 目的
   2-2 方法
   2-3 結果
   2-4 考察
  第3節 研究2:問題表象過程における教師間の差異を生む個人内要因
   3-1 目的
   3-2 方法
   3-3 結果
   3-4 考察
  第4節 本章のまとめと考察
第Ⅲ部 授業研究を通した教師の学習過程
 第6章 授業研究を通した小学校教師の授業を見る視点の変化―授業研究に携わった経験に対するM-GTAを用いた教師の語りの分析―
  第1節 目的
  第2節 方法
   2-1 協力校について
   2-2 データ収集方法
   2-3 分析方法
  第3節 結果と考察
   3-1 全体像
   3-2 各カテゴリーと概念の関連
   3-3 「実践記録」の経年変化
  第4節 総合考察
 第7章 協議会を通した小学校教師の授業実践の変化過程―小学校音楽科教師の一単元連続授業事例の検討―
  第1節 目的
  第2節 方法
  第3節 結果と考察
   3-1 授業後の省察と授業での実践化の流れ
   3-2 問題表象の変化による実践化過程
  第4節 総合考察
 第8章 授業研究を通して形成される教師の実践的知識―小学校の熟練教師による説明文授業と物語文授業に対する語りの比較―
  第1節 目的
  第2節 方法
  第3節 結果と考察
   3-1 説明文授業に関する語り
   3-2 物語文授業に関する語りとの比較
   3-3 説明文読解の授業事例
  第4節 総合考察
第Ⅳ部 総括的考察と今後の課題
 第9章 協同的な省察場面を通した教師の学習過程
  第1節 本研究のまとめ
  第2節 協同的な省察場面における授業を見る視点と授業理念
  第3節 協同的な省察場面を通した同僚性の形成
  第4節 本研究の意義
  第5節 本研究の限界と今後の課題
引用文献
謝辞
著者坂本篤史 著
発行年月日2013年12月25日
頁数210頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2018-5

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