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大坪併治著作集12擬聲語の研究

定価:本体 13,000 円+税

四半世紀に及ぶ擬声語研究の集大成。表記・文法など総合的に考察し用例も古典から現代まで多岐に渉る。平成元年明治書院発行の同書を新たに組み直し文献を増補。

【著者略歴】
大坪併治(おおつぼ へいじ)
明治43年 島根県八束郡宍道町に生れる
昭和10年 京都大学文学部文学科国語国文学専攻卒業
 松江高等学校教授・島根大学教授・岡山大学教授・大谷女子大学教授
 を経て、現在島根大学・岡山大学各名誉教授 文学博士
※略歴は刊行当時のものです※

〔関係著書〕
  訓点資料の研究(風間書房)
  平安時代における訓点語の文法(同)
  石山寺本大方広仏華厳経古点の国語学的研究(同)
  改訂 訓点語の研究 上・下(同)
  国語史論集 上・下(同)
  石山寺本四分律古点の国語学的研究(同)
  石山寺本大智度論古点の国語学的研究(同)
目次を表示します。
著作集序
まえがき
一 擬声語の性格
 Ⅰ 擬声語とは何か
 Ⅱ 擬声語の転用と創作
 Ⅲ 擬声語の識別
二 擬声語の表記法
三 擬声語の文法
四 擬声語の構造 その一 長さ
 Ⅰ 現代日本語の場合
 Ⅱ 古典の場合
五 擬声語の構造 その二 複雑さ
 Ⅰ 現代日本語の場合
  1 型の分類
  2 長さとの関係
 Ⅱ 古典の場合
六 擬声語の構造 その三 音声の種類と結合
 Ⅰ 音声の種類
  1 母音
  2 特殊音節
  3 子音
 Ⅱ 音節の結合
  1 母音音節
  2 特殊音節
3 子音音節
  4 音節結合表
  5 母音の同列結合と異列結合
七 擬声語の意味
 Ⅰ 擬声語の構造と意味
  1 音声の個別的な意味
   (1) 母音
   (2) 特殊音節
   (3) 子音
  2 音声の結合的な意味
   (1) 長さ
   (2) 複雑さ
    ①単一型と反復型
    ②単純反復型と修正反復型
    ③合成型
   (3)母音の同列結合と異列結合
 Ⅱ 擬声語の意味による分類
  1 知覚の過程によるもの
  2 知覚の対象によるもの
 Ⅲ 擬声語の用法と意味
  1 写実的用法と心情的用法
  2 比喩的用法
  3 重層的用法
   (1)繰り返し型
   (2)み合わせ型
   (3)繰り返し組み合わせ型
八 擬声語と言語の起源
九 擬声語成立の根拠
 Ⅰ サピアとニューマンの実験
  1 母音の大小に関する実験
  2 母音の明暗に関する実験結果
  3 子音の大小・明暗に関する実験
 Ⅱ 大坪の実験
一〇 擬声語研究の歴史
一一 擬声語と文学
 Ⅰ 児童文学―宮沢賢治と坪田譲治とを中心に
 Ⅱ 物語と小説
 Ⅲ 演劇
  1 狂言―虎明本狂言集を中心に
  2 浄瑠瑠―近松世話物を中心に
  3 近松と馬琴―八犬伝を中心に
 Ⅳ 韻文
  1 和歌
  2 俳諧―俳諧七部集を中心に
  3 川柳―柳棒を中心に
  4 現代詩
   (1)北原白秋
   (2)萩原朔太郎
   (3)草野心平
一二 擬声語とマスコミ
 Ⅰ 定期刊行物
 Ⅱ 放送関係
 Ⅲ ポスター
 Ⅳ 歌謡曲
(付)広告の擬声語
一三 擬声語と国語教育
 Ⅰ 付擬声語と音感教育
 Ⅱ 擬声語と読解指導
 Ⅲ 擬声語と作文指導
 Ⅳ 擬声語と言語教育 付録
  一 擬声語参考文献
    擬声語参考文献 補遺編
  二 擬声語語彙表
あとがき
再版あとがき
索引
著者大坪併治 著
発行年月日2006年11月15日
頁数680頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1600-3