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デューイの経験的自然主義と教育思想

定価:本体 7,500 円+税
デューイの教育論、特に学校教育論を経験的自然主義の世界観および人間観を基礎として考察した人間中心の教育科学論。教育の科学性を解明しようとした好著。

【著者略歴】
對馬登(つしま のぼる)
1934年 東京に生まれる。
1959年 東京学芸大学教育学部専攻科修了。
中学校教諭を経て、
1992年 兵庫教育大学教育学部助教授。
1995年 同校教授。
1996年 兵庫教育大学大学院連合学校研究科教授。
2000年 尚美学園大学教授。
2003年 教育学博士(甲南女子大学、「デューイの経験的自然主義と教育思想」)。
目次を表示します。
序 杉浦美朗
まえがき
第一章 デューイ教育思想の基盤としての経験的自然主義、ひいては自然主義的ヒューマニズム
はじめに
第一節 デューイ教育思想の基礎としての経験的自然主義
 1 経験的方法としての哲学、ひいては教育学
 2 生命機能としての経験的方法、ひいては人間の経験
 3 自然としての経験的方法、ひいては経験の諸相
第二節 デューイ教育思想の基礎としての経験的自然主義、ひいては自然主義的ヒューマニズムの人間観
 1 生物組織体の機能としての個性、ひいては自我
 2 個性、ひいては個人の示す諸相
 3 必要・努力・満足としての人間の行動様式
 4 物的、心的・物的、精神的存在としての人間観
第二章 デューイの教育科学論
はじめに
第一節 経験的方法、ひいては探究の組織的方法としての教育の科学
第二節 子どもひいては人間の存在の自然性と教育の科学
第三節 教育の科学における理論と実践の関係
第四節 教育の科学における教育者、ひいては教師の役割
第三章 子どもの成長ひいては人間の存在および社会の民主的発展の基盤としてのデューイの学校教育論
―実験的方法に基づく教育の理論と実践の構築―
はじめに
第一節 小型の社会としての学校-民主的社会構築の原点―
第二節 子どもの生活中心の学校教育1子どもの活動ひいては人間の存在を基盤として
第三節 学校教育の諸問題と解決の試み―子どもの成長と社会の発展を基礎として―
 1 制度としての学校の諸問題―社会的要因―
 2 子どもの活動、ひいては生活に関する諸問題―心理的要因―
  (1) 教育実験の重要性―シカゴ大学附属小学校の役割―
  (2) 心理学と教育学の関係
  (3) 伝統的学科(読み、書き、算)の意味と役割
 3 フレーベル教育原理の問題点
 4 作業の教育的意味と役割
 5 教材の決定と注意力、ひいては興味の発達
第四節 民主的社会構築の基礎としての教科、ひいては学習の目的(歴史科)
第四章 人間の存在と実験的方法に基づくデューイのカリキュラム論の特質
―児童とカリキュラムの関係を中心に
はじめに
第一節 未成熟、未発達の児童の存在と社会的目的、意味、価値としての教材―教育課程の二要素―
第二節 子どもの活動ひいては人間の存在を無祝した教材中心の教育観と児童中心の教育観
第三節 子どもの経験と教材の関係―子どもの活動ひいては人間の存在を基礎として― 
第四節 子どもの活動とガイダンスの関係
第五節 子どもの活動よりみた旧教育と新教育の問題点
第六節 子どもの経験の連続的改造に対する教材の役割―経験の論理的局面と心理的局面―
第七節 子どもの活動と矛盾する教材観の三つの弊害
第八節 子どもの活動を無視した教材観から生ずる不自然な興味、訓練
第九節 子どもの経験ひいては人間の存在を基盤とする児童とカリキュラムの関係
あとがき
著者對馬登 著
発行年月日2005年10月15日
頁数258頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1518-1