博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

地理教育内容編成論研究

社会科地理の成立根拠

定価:本体 23,000 円+税
米国地理カリキュラムの類型化を通して近代学校が求めてきた地理教育論の全貌を明らかにするとともに、「地理科」に比べた「社会科地理」の原理的卓越性を問う。
目次を表示します。
序 章 本研究の意義と方法
 第一節 研究主題
 第二節 本研究の特質と意義
 第三節 研究方法と論文構成
第一章 地理教育論の類型化
 第一節 合衆国教育史にみる地理教育論の展開
 第二節 社会科成立前の地理教育論
  第一項 地理教育論の課題
  第二項 地理教育論の原型
   1 普通学校における地形学教育
   2 職業学校における商業地理教育
 第三節 社会科成立後の地理教育論
  第一項 地理教育論の課題
  第二項 地理教育論の発展―類型的把握―
   1 地理教育の目的―地域認識形成・社会認識形成―
   2 地理教育の手段―常識教育・科学教育―
第二章 常識的地域認識形成のための地理教育
 第一節 内容編成の課題と方法
  第一項 地理の教科領域の正当化
  第二項 対象としての地理の教授
 第二節 内容編成の類型と事例
  第一項 地域の事実・地域の個性
  第二項 全体像の構成・地方像の構成
 第三節 地域研究としての内容編成
  第一項 地域事象研究
   1 ヘルグレン・サージャー編『現代世界地理』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
  第二項 地域性研究
   1 ジェームス編『地球の人間―地理入門―』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
 第四節 地域研究としての内容編成の特質と限界
第三章 科学的地域認識形成のための地理教育
 第一節 内容編成の課題と方法
  第一項 地理の教育的意義の正当化
  第二項 学問としての地理の教授
 第二節 内容編成の類型と事例
  第一項 自然―人文条件分析・人文―社会条件分析
  第二項 地域の分析的理論・地域の総合的理論
 第三節 地理学研究としての内容編成
  第一項 系統地理学研究
   1 ゲティス編『地理』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
  第二項 地誌学研究
   1 プロジェクト・ソーシャル・スタディーズ『地域研究』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
  第三項 エリア・スタディ
   1 キューバン編『世界の人々』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
 第四節 地理学研究としての内容編成の特質と限界
第四章 常識的社会認識形成のための地理教育
 第一節 内容編成の課題と方法
  第一項 地理による直接的市民性育成
  第二項 学問としての地理の手段化
 第二節 内容編成の類型と事例
  第一項 理想としての社会・現実としての社会
  第二項 社会像の理解・社会像のつくり方の理解
 第三節 社会集団研究としての内容編成
  第一項 社会集団研究
   1 セネシュ編『合衆国の諸地域』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
  第二項 社会集団研究法研究
   1 ハンナ編『地域研究』の地理教育構想
   2 初等カリキュラム編成
   3 学年カリキュラム編成
   4 授業構成
   5 内容編成原理
 第四節 社会問題研究としての内容編成
  第一項 ローカル問題研究
   1 アンドリュー編『都市問題課程』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
  第二項 グローバル問題研究
   1 ジェファーソン編『グローバル教育における時事問題』の地理教育構想
   2 政策問題研究のカリキュラム編成
   3 規範問題研究のカリキュラム編成
   4 授業構成
   5 内容編成原理
  第三項 社会問題研究法研究
   1 ヒル編『グローバル問題の地理的探求』(GIGI)の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 単元構成
   4 内容編成原理
 第五節 社会集団研究・社会問題研究としての内容編成の特質と限界
第五章 科学的社会認識形成のための地理教育
 第一節 内容編成の課題と方法
  第一項 地理による間接的な市民性育成
  第二項 学問としての地理,対象としての地理の手段化
 第二節 内容編成の類型と事例
  第一項 個別社会科学の視点・総合社会科学の視点
  第二項 社会の分析的理論・社会の総合的理論
 第三節 個別社会科学研究としての内容編成
  第一項 比較社会科学研究
   1 バースティーグ編『世界文化』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
  第二項 地域社会科学研究
   1 ブラッディ一編『世界文化の観念と行為』の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
   3 授業構成
   4 内容編成原理
 第四節 総合社会科学研究としての地理内容編成
  第一項 総合社会科学研究
   1 『高校地理プロジェクト』(HSGP)の地理教育構想
   2 カリキュラム編成
  第二項 分析的社会科学研究
   1 単元構成―社全問題の地理的設定―
   2 授業構成―社全問題による分析的社会科学研究―
  第三項 総合的社会科学研究
   1 単元構成―歴史問題の地理的設定―
   2 授業構成―歴史問題による総合的社会科学研究―
  第四項 内容編成原理
 第五節 個別社会科学研究・総合社会科学研究としての内容編成の特質と意義
第六章 科学的社会認識形成のための地理教育内容開発の原理と方法
 第一節 総合社会科学研究としての地理授業
  第一項 カリキュラム開発研究の課題
  第二項 小単元開発研究の意義
 第二節 小単元の教育内容の構成
  第一項 主題設定の原理と方法
  第二項 理論設定の原理と方法
   1 総合的な社会科学理論の設定
   2 理論の構成・排列の実際
  第三項 事例選択の原理と方法
   1 理論探求のための事例の選択
   2 事例の提示・排列の実際
 第三節 小単元の学習過程の組織化
  第一項 学習課題の設定
  第二項 学習課題の探求過程
 第四節 小単元「都市の誕生・都市の危機」の教授計画書
 第五節 教授計画書の実践と評価
終章 社会科地理の成立根拠
 第一節 教育課程における地理の位置づけ
  第一項 普通学校教育の目的に応える地理教育
  第二項 教科教育の機能に応える地理教育
  第三項 社会科地理の必然性
 第二節 社会科における地理の必然性
  第一項 社会認識の視点としての地人相関
  第二項 社会認識の方法としての空間的手法
  第三項 社会認識の対象としての地域
 第三節「社会科地理」の教育内容編成の条件
附録資料
参考文献
教材索引
あとがき
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者草原和博 著
発行年月日2004年03月15日
頁数662頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1420-7