博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

演者たちの「共同体」

東京エイサーシンカをめぐる民族誌的説明

定価:本体 7,800 円+税

演技の共有とはいかなることか。沖縄の民俗芸能「エイサー」を東京で演じる集団への参与観察を通し、演技と集団の形成維持との相互関係を多面的に描いた民族誌。

【著者略歴】
小林香代(こばやし かよ)
1971年愛知県生まれ。
1998年、お茶の水女子大学人間文化研究科(博士課程)修了。
日本学術振興会特別研究員を経て、
現在、明治学院大学非常勤講師。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
はじめに
序章 踊り、この厄介なもの
 第1節 舞踊人類学と「感覚の世界」
 第2節 演者たちの「共同体」
第1章 背景鳥瞰
 第1節 エイサー概観
 第2節 エイサーをめぐる記述
 第3節 東京エイサー小史
第2章 東京エイサーシンカ
 第1節 東京都、中野周辺
 第2節 東京エイサーシンカ
 (1)パート編成
 (2)メンバーシップ
 第3節 組織、あるいはカリスマ的システム
第3章 社会の中で
 第1節 配置されるエイサー
 第2節 動機の諸相
第4章 徐々に踊り手になっていく
 第1節「デビュー」を目指せ
(1)「新人」の段階
(2)「デビュー」
第2節「踊り込む」
第3節「テンション」のプログラム
第5章 1996年8月15日
 第1節 2つのアプローチ
 第2節 論理を追う
 (1)NMの呼びかけ文
 (2)「K町オヤジまみれツアー」
 (3)「K町エイサー」
 第3節 感覚を追う
 (1)「K町オヤジまみれツアー」
 (2)「K町エイサー」
終章 民族誌的説明
 第1節 完成しえぬもの
 第2節 民族誌的説明
おわりに
文献リスト
付録 東京エイサーシンカ演目資料

図表目次
表1 1995年度公演活動とその性格(オン期間中)
表2 演技のパート分類
表3 東京エイサーシンカの人員構成とパート移動
表4 東京エイサーシンカの社会的役割の諸側面
表5 「テンション」のプログラム
表6 K町エイサー感想文に見る同公演の総合的評価
図1「芸能」と「地域」とを結ぶ論理
図2 1992年度東京エイサー舞隊連絡網モデル
図3 JR中野駅北口広場概略図
図4 東京エイサーシンカにおける公演の性格分類
図5 NMの呼びかけ文にみる論理構成
図6 コンテクストの変奏
図7 「K町エイサー感想文」の論理構成
図8 K町エイサーにおける道ジュネーの隊形
著者小林香代 著
発行年月日2001年03月15日
頁数258頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1259-3