講座平安文学論究 第17輯のイメージ

著者
平安文学論究会 編
発行年月日
2003/5/31
頁数
436頁
判型
A5
ISBNコード
978-4-7599-1379-8

講座平安文学論究 第17輯

歌ことば―その発生と展開

定価13,200(本体 12,000円+税)


平安時代(院政期を含む)の物語・和歌・説話・漢詩文等すべてのジャンルにわたって、歴史学・美術史とも関連させ、新しい研究動向を見据えながら編纂された論文集。

目次を表示

和歌風俗論序説―〈和歌は我国の風俗なり〉を起点に―(小川豊生)
歌ことばの発生と展開―屏風歌が担うもの―(高野晴代)
初期定数歌の歌ことば―その生成と展開―(久保木寿子)
歌ことば「おのがきぬぎぬ」考―歌語「きぬぎぬ」の探求―(片岡智子)
歌語「松帆の浦」をめぐって(徳原茂実)
歌枕「井手」の成立とその受容(佐藤雅代)
散り敷く景の表現と「庭」(田中大士)
寿ぎの歌ことば―「たのし」考―(谷知子)
歌ことばとジェンダー―「恋」を核とする語群の考察から―(近藤みゆき) 
歌ことば―その発生と展開―源俊頼を中心に―(伊倉史人)
『俊頼髄脳』の本義(鈴木徳男)
『堀河百首』の歌語をめぐって―その受容と展開―(竹下豊)
『堀河百首』における万葉語摂取の様相(家永香織)
順徳院の歌ことば意識―『八雲御抄』「世俗言」の意味するもの―(寺島恒世)
『歌ことば―その発生と展開』主要参考文献目録(佐藤雅代)