屏風歌と歌合のイメージ

著者
『和歌文学論集』編集委員会 編
発行年月日
1995/9/15
頁数
442頁
判型
A5
ISBNコード
978-4-7599-0947-0

和歌文学論集5

屏風歌と歌合

定価6,380(本体 5,800円+税)


上代から近世に至る史的展開を視野に収めながら、歌集・秀歌撰・和歌行事・歌壇・歌人・歌論・和歌表現や、他の文芸との関連など、和歌文学のさまざまな問題を対象とした画期的論文集。

目次を表示

行事と和歌(高橋和夫)
屏風歌の本質(藤岡忠美)
『古今集』以前の屏風歌(吉川栄治)
後撰集時代の屏風歌―貫之歌風の継承と新表現の開拓―(西山秀人)
道長・頼通時代の屏風歌(川村裕子)
歌合の成立(泉紀子)
歌合と勅撰集―天徳内裏歌合と拾遺集―(中周子)
前麗景殿女御歌合について―仮名日記作者と冊子絵―(林マリヤ)
『六条斎院物語歌合』―物語と作者の関係―(永井和子)
忠通時代の歌合(渡辺晴美)
歌合に本文を詠むこと―平安後末期歌合へのひとつの視点―(大岡賢典)
新古今時代の歌合―「水無瀬殿恋十五首歌合」をめぐる諸問題―(田村柳壹)
中世後期の歌合―再昌と終焉―(伊藤敬)
歌会歌 明応五年十一月十日和歌御会―次第と披講を視点に―(小池一行)
研究 現状と展望(武田早苗・大伏春美)