平安後期の和歌のイメージ

著者
『和歌文学論集』編集委員会 編
発行年月日
1994/5/31
頁数
378頁
判型
A5
ISBNコード
978-4-7599-0893-0

和歌文学論集6

平安後期の和歌

定価6,380(本体 5,800円+税)


上代から近世に至る史的展開を視野に収めながら、歌集・秀歌撰・和歌行事・歌壇・歌人・歌論・和歌表現や、他の文芸との関連など、和歌文学のさまざまな問題を対象とした画期的論文集。

目次を表示

後拾遺集への階梯(小町谷照彦)
流布本『相模集』定頼・公資歌群をめぐる一試論―その物語手法を中心として―(近藤みゆき)
源経信の漢詩文的表現―〈晴〉と〈褻〉のことなど―(錦仁)
源俊頼の周辺―俊頼と師賢―(田仲洋己)
『金葉集』の白河院と堀河院(柏木由夫)六条家―承安~元暦頃を中心に―(浅田徹)
歌が詠み出される場所―歌林苑序説―(中村文)
歌語注釈書と詠作と百首歌と(西村加代子)
題の形成―勅撰集の場合―(滝澤貞夫)
千載集への道(上條彰次)
後拾遺集時代の歌枕―歌語から名所へ―(阪口和子)
研究 現状と展望(大取一馬・鈴木徳男・安井重雄)