講座平安文学論究  第4輯のイメージ

著者
平安文学論究会 編
発行年月日
1987/6/15
頁数
284頁
判型
A5
ISBNコード
978-4-7599-0679-0

講座平安文学論究 第4輯

今昔物語とその周辺

定価7,700(本体 7,000円+税)


平安時代(院政期を含む)の物語・和歌・説話・漢詩文等すべてのジャンルにわたって、歴史学・美術史とも関連させ、新しい研究動向を見据えながら編纂された論文集。

目次を表示

今昔物語集の語り―視点の移動―(小峯和明) 
『今昔物語集』の一風貌―その平安京との関連―(梅谷繁樹) 
物語の場としての説話集―今昔物語集天竺部をめぐって―(竹村信治) 
『今昔物語集』における色―巻十一第一話の金色を手掛りに―(高橋貢) 
今昔物語集「巻第十一第二十二」説話の一考察―「中臣祭文」を中心に―(小林一臣) 
『今昔物語集』の〈孝養〉説話―天道と慈悲―(稲垣泰一) 
藤原山蔭説話の構造と伝流(池上洵一) 
散逸≪宇治大納言物語≫の冒頭部を論ず(出雲路修) 
唱導資料としての『類集抄』について(劔持雄二) 
今昔物語集研究文献目録(大村誠一郎)