堤中納言物語の注釈的研究
定価26,950円(本体 24,500円+税)
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本書は、現存諸写本中、最も信頼のできる本文を有する『今井似閑自筆本』を底本とし、校異・通釈・語釈・文評の項目を設け諸写本にみられる頭注等も取り上げた。
【この書籍は現在品切・重版は未定です。(2008.11.27~)
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自序
凡例
解説
一 書名と編者
二 物語十篇と編次
三 成立の事情
前編 平安末期成立作品
「逢坂越えぬ権中納言」の成立
「花桜折る少将」の成立
「ほどほどの懸想」の成立
「見合」の成立
「はいずみ」の成立
平安末期物語発端の形態
後編 中世前期成立作品
「このついで」の成立
「よしなしごと」の成立
「虫めづる姫君」の成立
「はなだの女御」の成立
「思はぬ方にとまりする少将」の成立
四 今井似閑自筆本とその系統
註釈
このついで
はなざくらをる少将
よしなしごと
むしめづるひめぎみ
ほどほどのけさう
はいずみ
はなだの女御
かひあはせ
あふさかこえぬごん中納言
おもはぬかたにとまりする少将
研究文献目録
索引