大学生のイラショナルキャリアビリーフと就職活動との関連のイメージ

著者
森本康太郎
発行年月日
2025/10/15
頁数
166頁
判型
A5
ISBNコード
978-4-7599-2543-2

大学生のイラショナルキャリアビリーフと就職活動との関連

定価5,500(本体 5,000円+税)

大学生の就職活動におけるイラショナルキャリアビリーフを体系的に検討し、尺度開発とその心理的機制の検討からキャリア支援研究の新たな展望を示す。

 

【著者略歴】

森本康太郎(もりもと こうたろう)

1975年 北海道紋別市生まれ

1999年 関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業 在学中にウィスコンシン大学オークレア校に留学

2011年 放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻修士課程人間発達科学プログラム修了

2022年 関西大学大学院心理学研究科心理学専攻博士課程後期課程修了

博士(心理学)

株式会社ECC(ジュニアBS事業部),学校法人立命館(立命館守山高等学校設置準備事務室,立命館守山中学校・高等学校事務室,法人本部総合企画課,立命館大学食マネジメント学部設置準備事務室等)を経て,大阪国際大学基幹教育機構講師・准教授。関西大学教育推進部・社会学部非常勤講師を兼任。

現在,福井県立大学地域連携センター准教授,キャリアセンター副センター長。

目次を表示

はじめに

 

第1部 問題の所在

第1章 大学生の就職活動・職業決定における課題

 1. 大学生の就職活動をめぐる現状

 2. 就職活動による大学生への負担

第2章 キャリアに関するビリーフへの着目

 1. 進路選択研究における認知的要因とビリーフの視点

 2. キャリア支援におけるビリーフへのアプローチの理論的・実践的意義

第3章 本書の目的と構成

 

第2部 キャリアに関するビリーフの研究蓄積

第4章 キャリア関連領域におけるビリーフ研究

 1. キャリアについてのビリーフを取り上げた実証研究

 2. キャリアについてのビリーフに対して介入を行った研究

 3. 結語

第5章 【研究1】大学生の就職活動におけるイラショナルビリーフの影響

 1. 問題と目的

 2. 方法

 3. 結果

 4. 考察

第6章 キャリアビリーフを測定する尺度の課題

 1. 目的

 2. CBIの概要

 3. CBIの信頼性の課題

 4. CBIの妥当性の課題

 5. 文化的・社会的背景の考慮

 6. 結語

第7章 【研究2】CBI日本語版作成の試みから得られた示唆

 1. 目的

 2. 方法

 3. 結果

 4. 考察

 

第3部 学生用イラショナルキャリアビリーフ尺度の作成

第8章 【研究3】関連する既存尺度によるイラショナルキャリアビリーフ概念の検討

 1. 問題と目的

 2. 方法

 3. 結果

 4. 考察

第9章 【研究4】インタビューデータ分析によるイラショナルキャリアビリーフ概念の検討

 1. 問題と目的

 2. 方法

 3. 結果と考察

 4. 結語

第10章 【研究5】学生用イラショナルキャリアビリーフ尺度の作成

 1. 問題と目的

 2. 方法

 3. 結果

 4. 考察

 5. 結語

第11章 【研究6】学生用イラショナルキャリアビリーフ尺度の信頼性の検証

 1. 問題と目的

 2. 方法

 3. 結果

 4. 考察

 

第4部 大学生のイラショナルキャリアビリーフが就職活動に及ぼす影響

第12章 【研究7】大学生のイラショナルキャリアビリーフとその関連要因の検討

 1. 問題と目的

 2. 方法

 3. 結果

 4. 考察

 5. 結語

第13章 【研究8】イラショナルキャリアビリーフと職業未決定との関連

 1. 問題と目的

 2. 方法

 3. 結果

 4. 考察

 5. 結語

第14章 【研究9】イラショナルキャリアビリーフとキャリア意識およびキャリア探索行動との相互関係

 1. 問題と目的

 2. 方法

 3. 結果

 4. 考察

 5. 結語

 

第5部 総括

第15章 本研究のまとめ

第16章 本研究の示唆

第17章 本研究の限界と課題

 

引用文献

あとがき