漸進型歴史学習論のデザイン研究のイメージ

著者
宮本英征 編著
発行年月日
2026/03/10
頁数
354頁
判型
A5
ISBNコード
978-4-7599-2565-4

漸進型歴史学習論のデザイン研究

学習者主体の歴史学習論の構築にむけて

定価3,850(本体 3,500円+税)

学校教育の喫緊の課題とされる学習者主体の学習論のあり方を漸進型歴史学習論として解明。デザイン研究としてアプローチし、学習者の新しい位置づけを提案する。

【執筆者一覧】

宮本英征(みやもと ひでゆき)
 佐賀県生まれ。広島大学附属中・高等学校教諭、玉川大学教育学部准教授を経て、現在、同大学教育学部教授。

小島孝太(こじま こうた)
 愛知県生まれ。犬山高等学校教諭を経て、現在、愛知県立一宮高等学校教諭。

杉山正人(すぎやま まさひと)
 岡山県生まれ。民間企業、兵庫県立高等学校での勤務を経て、現在、兵庫県立宝塚北高等学校教諭。

駒田芳基(こまだ よしき)
 奈良県生まれ。東京都立練馬高等学校、東京都立六本木高等学校を経て、現在、東京都立桜修館中等教育学校主幹教諭。

松井 昂(まつい たかし)
 千葉県生まれ。現在、千葉県立木更津高等学校教諭。

目次を表示

はじめに 宮本英征

序章 研究の目的と方法 宮本英征
 第1節 研究の主題
 第2節 研究の意義と特質
 第3節 研究方法と本書の構成
第1章 漸進型歴史学習論の論理 宮本英征
 第1節 アクティブ・シティズンシップの育成
    -歴史特有の学びから教科・分野を越えた学びへ-
 第2節 歴史を学ぶ主体性
    -ラーニング・プログレッションズ研究と変革的アセスメントを踏まえて-
 第3節 学び方を変革するエージェンシーの形成
    -変革学習を視点にして-
 第4節 本章のまとめ

第2章 LPs研究に基づく高校歴史単元のデザイン開発 宮本英征
 第1節 単元「自由について議論する」の学習デザイン
    -学びへの駆動がもたらす学習レリバンスに着目して- 
 第2節 単元「権利について議論する」の学習デザイン
    -新しい学びへの漸進・上昇とその駆動(driving)のための評価方法-
 第3節 単元「支配について議論する」の学習デザイン 
    -学びへの駆動(問いの構築)をもたらす変革的アセスメントに着目して- 
 第4節 単元「良心的兵役拒否について議論する」の学習デザイン
    -学びへの駆動(トゥールミン図式から問いの構築)をもたらす変革的アセスメントに着目して-
 第5節 単元「冷戦について議論する」の学習デザイン
    -学びへの駆動と変革エージェンシーに着目して-
 第6節 本章のまとめ

第3章 歴史総合単元「自由について議論する」の実施デザインと学習レリバンス 小島孝太
 第1節 歴史総合単元「自由について議論する」としての実践
 第2節 学びへの駆動がもたらす学習レリバンス
 第3節 本章のまとめ

第4章 歴史総合単元「権利について議論する」の実施デザインと学びの可視化 宮本英征
 第1節 歴史総合単元「権利について議論する」の実践 
 第2節 学びへの駆動を可視化する評価方法
 第3節 本章のまとめ

第5章 世界史探究単元「支配について議論する」の実施デザインと変革的アセスメント 杉山正人
 第1節 世界史探究単元「支配について議論する」の実践
 第2節 学びへの駆動(問いの構築)をもたらす変革的アセスメント
 第3節 本章のまとめ

第6章 歴史総合単元「良心的兵役拒否について議論する」の実施デザインと変革的アセスメント 駒田芳基
 第1節 歴史総合単元「良心的兵役拒否について議論する」の実践
 第2節 変革的アセスメントの実践と効果の検証 
 第3節 本章のまとめ

第7章 歴史総合単元「冷戦について議論する」の実施デザインと変革エージェンシー 松井 昂
 第1節 学習デザインと実際のカリキュラムの関係
 第2節 学習デザインから実践への変化の視点
 第3節 学びへの駆動と変革エージェンシー
 第4節 本章のまとめ

終章 研究の総括 宮本英征

あとがき 宮本英征
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