乳幼児健診・発達相談における公認心理師のしごとのイメージ

著者
神尾陽子 監修 別府悦子・黒田美保 編著
発行年月日
2026/06/30
頁数
334頁
判型
A5
ISBNコード
978-4-7599-2571-5

乳幼児健診・発達相談における公認心理師のしごと

定価3,300(本体 3,000円+税)

乳幼児健康診査における公認心理師の専門的役割に焦点を当て、制度的背景からアセスメントの理論と技法、現場での具体的な手法、さらに多職種連携のあり方に至るまで、多角的な視点から論述。関係者必読の書。

目次を表示

監修者のことば

 

はじめに

日本公認心理師協会の子どもの発達支援委員会の活動の紹介

 

第Ⅰ部 乳幼児健康診査(健診)について
第1章 乳幼児健診における公認心理師の役割と課題
1.はじめに:発達相談の役割と位置づけ
2.公衆衛生の歴史と乳幼児健診・発達相談
3.乳幼児健診・発達相談とコンピテンス
4.さいごに

 

第2章 乳幼児健診における子ども家庭支援の動向
1.乳幼児健診における効果的な子ども家庭支援のあり方
2.乳幼児健診場面での子ども家庭支援の実際
3.乳幼児健診におけるよりよい子ども家庭支援を目指して

 

第3章 コホート研究をもとにしたASDの早期発見と早期支援
1.はじめに
2.ASDの早期発見―これまでの研究でわかったことと課題
3.日本での一地域の出生者全数を対象としたコホート研究
4.粗大運動の遅れと質的違いがASD の可能性を高めることの意味と支援のあり方
5.ASDの早期支援―身体のリズム合わせと情動共有経験の保障

 

第4章 5歳児健診に期待されること
1.はじめに
2.乳幼児健診における5歳という年齢
3.事例を通して考える乳幼児健診の連続性を踏まえた5歳児健診
4.5歳児健診における心理的アセスメント
5.保護者や保育所等への支援
6.5歳児健診から就学までをつなぐ支援
7.おわりに

 

第Ⅱ部 乳幼児健診における心理・発達アセスメント
第5章 新版K式発達検査を活用した問診・相談
1.はじめに
2.新版K式発達検査とは
3.1歳6か月児健診での活用
4.3歳児健診での活用
5.5歳児健診での活用
6.おわりに

 

第6章 M-CHATを活用した問診・相談
1.M-CHATの概要
2.M-CHATの実施方法
3.M-CHATの項目の構成
4.M-CHATの項目の内容
5.フォローアップの電話面接の実施方法
6.結果の解釈
7.ASDの判別力の高いM-CHATの6項目
8.M-CHATのフィードバック
9.家庭での関わり方の助言のポイント
10.心理士による個別の相談でのアセスメント
11.乳幼児健診で相談につながらなかった子どもと家族への対応
12.おわりに

 

第7章 言葉の発達とアセスメント
1.乳幼児健診における言葉とコミュニケーションに注目する事の役割と意義
2.言葉の発達の前提
3.言葉の発達とコミュニケーションの発達の構造的理解(言語ドメイン別観点)
4.ライフステージ別の言語発達
5.きこえと発音(構音)について
6.母子保健事業新生児聴覚スクリーニング事業
7.器質性構音障害と機能性構音障害
8.機能性構音障害の背景要因と介入

 

第8章 乳幼児健診における心理職の役割と活動
1.地域に根ざす心理職の実践と可能性
2.児童発達支援センターにおける早期発見・早期支援の実践

 

第Ⅲ部 乳幼児健診後の相談・支援・コンサルテーション
第9章 知能・発達検査の所見とフィードバック
1.新版K式発達検査をもとにした検査所見の書き方
2.KABC-Ⅱをもとにした検査所見の書き方
3.発達特性についての所見の書き方とフィードバック

 

第10章 ライフサイクルを見通した関係機関・多職種との連携
1.医療機関への紹介に必要なこと
2.親子教室・療育機関への紹介に必要なこと
3.児童期・青年期のメンタルヘルスの問題と幼児期の支援
4.支援の構築における基盤としてのアセスメント

 

おわりに

 

執筆者紹介

book

関連書籍一覧