演劇俳優の熟達化に関する認知心理学的研究
定価7,150円(本体 6,500円+税)
演劇俳優の熟達化の様子を多数の俳優に対する調査や実験を通して実証的に明らかにし、心理学的に考察した書。演劇以外の「創造的領域」にも適用できる知見も提供。
【著者略歴】
安藤花恵(あんどう はなえ)
2006年、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。
博士(教育学)
九州大学大学院人間環境学研究員学術協力研究員、日本学術振興会特別研究員PDを経て、2009年より九州国際大学法学部准教授。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示
第1章 序論:演技の3つの段階と3つの視点
第1節 演劇とは何か
第2節 演劇俳優にかかわる先行研究の概観と本書の特色
第3節 本書で扱う熟達
第4節 演劇俳優が立つ3つの視点
第5節 本書の目的と構成
第2章 演技の3つの段階における熟達化
第1節 本章の目的
第2節 演技の3つの段階におけるアウトプットの熟達化:研究1
第3節 本章のまとめ
第3章 演技の遂行と計画のかかわり
第1節 本章の目的
第2節 演劇経験の有無による味覚表情の差異:研究2
第3節 俳優の熟達度による痛みの演技の差異:研究3
第4節 本章のまとめ
第4章 脚本を読む段階における3つの視点の熟達化
第1節 3つの視点
第2節 本章の目的
第3節 脚本を読む段階における3つの視点の熟達化:研究4
第4節 本章のまとめ
第5章 演技計画の段階における3つの視点の熟達化
第1節 本章の目的
第2節 演技計画の段階における3つの視点の熟達化―質問紙調査―:研究5
第3節 演技計画の段階における3つの視点の熟達化―プロトコル分析―:研究6
第4節 本章のまとめ
第6章 演技遂行の段階における3つの視点の熟達化
第1節 本章の目的
第2節 演技遂行の段階における3つの視点の熟達化:研究7
第3節 本章のまとめ
第7章 演技の修正過程での評価能力の熟達化
第1節 本章の目的
第2節 演技評価能力の熟達化:予備調査
第3節 演技評価能力の熟達化:研究8
第4節 演技評価能力に観劇経験が及ぼす影響:研究9
第5節 本章のまとめ
第8章 総合考察
第1節 これまでの研究のまとめ
第2節 演技の3つの段階と3つの視点のモデル
第3節 他領域における先行研究との対応
第4節 本書の問題点と今後の展望
第5節 本書のまとめ
引用文献
付録
本書と公刊されている論文の対応
謝辞
第1節 演劇とは何か
第2節 演劇俳優にかかわる先行研究の概観と本書の特色
第3節 本書で扱う熟達
第4節 演劇俳優が立つ3つの視点
第5節 本書の目的と構成
第2章 演技の3つの段階における熟達化
第1節 本章の目的
第2節 演技の3つの段階におけるアウトプットの熟達化:研究1
第3節 本章のまとめ
第3章 演技の遂行と計画のかかわり
第1節 本章の目的
第2節 演劇経験の有無による味覚表情の差異:研究2
第3節 俳優の熟達度による痛みの演技の差異:研究3
第4節 本章のまとめ
第4章 脚本を読む段階における3つの視点の熟達化
第1節 3つの視点
第2節 本章の目的
第3節 脚本を読む段階における3つの視点の熟達化:研究4
第4節 本章のまとめ
第5章 演技計画の段階における3つの視点の熟達化
第1節 本章の目的
第2節 演技計画の段階における3つの視点の熟達化―質問紙調査―:研究5
第3節 演技計画の段階における3つの視点の熟達化―プロトコル分析―:研究6
第4節 本章のまとめ
第6章 演技遂行の段階における3つの視点の熟達化
第1節 本章の目的
第2節 演技遂行の段階における3つの視点の熟達化:研究7
第3節 本章のまとめ
第7章 演技の修正過程での評価能力の熟達化
第1節 本章の目的
第2節 演技評価能力の熟達化:予備調査
第3節 演技評価能力の熟達化:研究8
第4節 演技評価能力に観劇経験が及ぼす影響:研究9
第5節 本章のまとめ
第8章 総合考察
第1節 これまでの研究のまとめ
第2節 演技の3つの段階と3つの視点のモデル
第3節 他領域における先行研究との対応
第4節 本書の問題点と今後の展望
第5節 本書のまとめ
引用文献
付録
本書と公刊されている論文の対応
謝辞