古今和歌集の生成と本質のイメージ

著者
増田繁夫・小町谷照彦・鈴木日出男・藤原克己 編
発行年月日
2004/1/31
頁数
380頁
判型
A5
ISBNコード
978-4-7599-1413-9

古今和歌集研究集成 第1巻

古今和歌集の生成と本質

定価13,200(本体 12,000円+税)


古今集が成立して1100年目を迎える現在において、次の新しい時代における古今集研究の進展のために、これまでの研究史をふり返ってその成果を見定めるとともに、改めてわれわれのよって立つべきところを求めようとしたものであり、今後の研究に残されているところを明らかにするとともに、新しい時代に対応すべき研究領域や問題の可能性をさぐることをめざしたものである。

目次を表示

古今集と貴族文化 (増田繁夫)
古今集の心と詞 (藤井貞和)
古今集的表現の本質(片桐洋一)
万葉集と古今集 (多田一臣)
古今集序の文学史(渡辺秀夫)
古今集の成立 (工藤重矩)
京の文学古今集 (高田祐彦)
仁明朝の和風文化と六歌仙(平野由紀子)
宇多・醍醐朝の歌壇と和歌の動向 (滝川幸司)
新撰万葉集と古今集 (吉川栄治)
歌合と屏風歌(徳原茂実)
歌謡と大歌所 (犬飼公之)