歌合・定数歌全釈叢書2
重家朝臣家歌合全釈
定価6,600円(本体 6,000円+税)
歌合や百首歌は独特の形態・意味を持ち、平安時代から中世にかけて盛んに行なわれた。本叢書ではこれらの作品群に光をあてる。全釈は本文異同の検討をふまえ〔通釈〕〔語釈〕〔参考〕などの各項目を備え、解説、歌句索引と系図・年表などの資料を付す。
【第2巻解説】
藤原顕輔の子重家が主催し、俊成が判詞を加えた歌合の全釈を試みる。花・郭鳥・月・雪・花を詠む28人、140首の歌は当時の歌人たちの交流をものがたる。
【著者略歴】
武田元治(たけだ もとはる)
大正12年、神戸市に生まれた。
東京大学文学部国文学科卒業。
大妻女子大学名誉教授。
【主な著書】
『「幽玄」―用例の注釈と考察』(風間書房 平成6年)
『西行自歌合全釈』(風間書房 平成11年)
目次を表示
凡例
全釈
解説
判詞覚書―『中宮亮重家朝臣家歌合』の俊成の批評についての覚書
作者一覧
索引
語句索引
和歌索引
あとがき
全釈
解説
判詞覚書―『中宮亮重家朝臣家歌合』の俊成の批評についての覚書
作者一覧
索引
語句索引
和歌索引
あとがき