重複障害児の聴力評価と聴覚補償に関する研究
定価6,600円(本体 6,000円+税)
重複障害教育における幼児聴力検査および電気生理学的聴力検査等による聴力評価と、難聴を併せもっている児に対する聴覚補償の問題を体系的に検討したものである。
【著者略歴】
鷲尾純一(わしお じゅんいち)
1950年 新潟県に生まれる
1973年 東京学芸大学聾教育科卒業
1980年 東北大学大学院聴覚言語欠陥学専攻 博士課程単位取得退学
1980年 北九州市立総合療育センター聴能訓練士
1987年 埼玉県障害者リハビリテーションセンター 聴能言語科長
1989年 国立特殊教育総合研究所聴覚言語障害教育研究部 研究員
1990年 国立特殊教育総合研究所聴覚言語障害教育研究部 室長
1993年 文部省在外研究員(ニュージーランド他)
1996年 東北大学博士(教育学)の学位を取得
現 在 国立特殊教育総合研究所聴覚言語障害教育研究部
難聴教育研究室 室長
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示
第Ⅰ章 本研究の問題と目的
第1節 日本の聴覚障害児教育に果たした聴覚補償の役割
第2節 聴覚障害の診断技術の進歩
第3節 重複障害児の聴力評価に関する研究と本研究の目的
◆聴力検査法に関する用語解説
第Ⅱ章 ダウン症児の聴覚障害の実態
第1節 ピープショウテスト(peep show test)および聴性脳幹反応聴力
検査(ABR:auditory brainstem response)による聴覚障害の
実態
第2節 インピーダンスオージオメトリ(impedance audiometry)による
伝音系機能の検討
第Ⅲ章 脳性運動障害児の聴覚障害の実態
第Ⅳ章 重複障害児に対する聴性脳幹反応聴力検査の適用に関する研究
第1節 障害児の聴性脳幹反応聴力検査
第2節 ダウン症児の聴性脳幹反応聴力検査
第3節 脳性運動障害児の聴性脳幹反応聴力検査
第Ⅴ章 重複障害児に対する幼児聴力検査の適用
第1節 ダウン症児における条件詮索反応聴力検査(COR:COnditioned
orientation response audiometry)およびピープショウテスト
の成立過程
第2節 重複障害児における聴力検査法の検討
第Ⅵ章 聴覚障害を併せ持つダウン症児の聴覚補償
第Ⅶ章 総合的考察―本研究の教育的意義―
第1節 聴覚障害の実態の把握―特にダウン症児を中心に―
第2節 聴力評価とその教育的意義
第3節 聴覚障害を併せ持つ重複障害児の聴覚補償
文献
おわりに
第1節 日本の聴覚障害児教育に果たした聴覚補償の役割
第2節 聴覚障害の診断技術の進歩
第3節 重複障害児の聴力評価に関する研究と本研究の目的
◆聴力検査法に関する用語解説
第Ⅱ章 ダウン症児の聴覚障害の実態
第1節 ピープショウテスト(peep show test)および聴性脳幹反応聴力
検査(ABR:auditory brainstem response)による聴覚障害の
実態
第2節 インピーダンスオージオメトリ(impedance audiometry)による
伝音系機能の検討
第Ⅲ章 脳性運動障害児の聴覚障害の実態
第Ⅳ章 重複障害児に対する聴性脳幹反応聴力検査の適用に関する研究
第1節 障害児の聴性脳幹反応聴力検査
第2節 ダウン症児の聴性脳幹反応聴力検査
第3節 脳性運動障害児の聴性脳幹反応聴力検査
第Ⅴ章 重複障害児に対する幼児聴力検査の適用
第1節 ダウン症児における条件詮索反応聴力検査(COR:COnditioned
orientation response audiometry)およびピープショウテスト
の成立過程
第2節 重複障害児における聴力検査法の検討
第Ⅵ章 聴覚障害を併せ持つダウン症児の聴覚補償
第Ⅶ章 総合的考察―本研究の教育的意義―
第1節 聴覚障害の実態の把握―特にダウン症児を中心に―
第2節 聴力評価とその教育的意義
第3節 聴覚障害を併せ持つ重複障害児の聴覚補償
文献
おわりに