宇津保物語 様式と方法
定価7,920円(本体 7,200円+税)
宇津保物語は物語史の大きなエアポケットの一つとして世代を越えて研究される。斯界の泰斗が比較文学的方法を駆使して6編の論を展開、宇津保研究の基礎となる書。
【著者略歴】
笹渕友一(ささぶち ともいち)
明治35年 熊本県に生まれる
昭和7年 九州大学国文学科卒業
文学博士
ノートルダム清心女子大学名誉教授
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示
宇津保物語から「オデュッセイア」へ
―俊蔭漂流談の比較文学的考察―
宇津保物語俊蔭と天路歴程
宇津保物語俊蔭巻と仏教
宇津保物語の「絵詞」
絵詞か絵解か
―「手は紀の貫之」「手は道風」について―
宇津保物語の様式
―時間性について―
あとがき
―俊蔭漂流談の比較文学的考察―
宇津保物語俊蔭と天路歴程
宇津保物語俊蔭巻と仏教
宇津保物語の「絵詞」
絵詞か絵解か
―「手は紀の貫之」「手は道風」について―
宇津保物語の様式
―時間性について―
あとがき