夢二と久允
二人の渡米とその明暗
定価2,200円(本体 2,000円+税)
著者の父・作家翁久允は竹久夢二の再起をかけて同伴渡米を決行する。久允の奔走、邦字新聞「日米」争議、夢二との訣別―。日記や自伝をふまえ、二人の運命の軌跡を辿る。
【著者略歴】
逸見久美(いつみ くみ)
早稲田大学文学部国文学科卒業、同大学院修了
実践女子大学日本文学研究科博士課程修了
1975年3月『評伝与謝野鉄幹晶子』により文学博士号の学位取得
女子聖学院短期大学教授、徳島文理大学教授、聖徳大学教授を歴任
※データは刊行当時のものです※
目次を表示
一 ふとした機縁から
二 落ちぶれた夢二の再起をはかる久允
三 翁久允とは
四 夢二との初対面の印象
五 夢二画への憧れ
六 榛名山の夢二の小屋からアメリカ行き
七 夢二と久允の世界漫遊の旅と夢二フアン
八 久允の『移植樹』と『宇宙人は語る』・『道なき道』の出版
九 久允の朝日時代
一〇 いよいよアメリカへ向かう前後の二人
一一 「世界漫遊」に於ける報道のさまざま
一二 夢二にとって初の世界漫遊の船旅
一三 ハワイへ向かう船中の二人とハワイの人々
一四 ホノルルに於ける夢二と久允の記事の数々
一五 いよいよアメリカ本土へ
一六 「沿岸太平記」―「世界漫遊」の顛末
一七 年譜にみる夢二の一生
一八 渡米を巡っての夢二日記
あとがき
二 落ちぶれた夢二の再起をはかる久允
三 翁久允とは
四 夢二との初対面の印象
五 夢二画への憧れ
六 榛名山の夢二の小屋からアメリカ行き
七 夢二と久允の世界漫遊の旅と夢二フアン
八 久允の『移植樹』と『宇宙人は語る』・『道なき道』の出版
九 久允の朝日時代
一〇 いよいよアメリカへ向かう前後の二人
一一 「世界漫遊」に於ける報道のさまざま
一二 夢二にとって初の世界漫遊の船旅
一三 ハワイへ向かう船中の二人とハワイの人々
一四 ホノルルに於ける夢二と久允の記事の数々
一五 いよいよアメリカ本土へ
一六 「沿岸太平記」―「世界漫遊」の顛末
一七 年譜にみる夢二の一生
一八 渡米を巡っての夢二日記
あとがき