『定家卿百番自歌合』は、藤原定家が自詠200首を選び百番の歌合形式に仕立てた撰歌集であり、定家の歌の精髄ともされる。本書は全200首に詳密な注釈と批評を施す。

【著者略歴】
長谷川哲夫(はせがわ・てつお)

昭和34年(1959)12月、千葉県長生郡一宮町に生まれる。現在、市川市に在住。
千葉県立長生高校卒業。東洋大学文学部国文科卒業。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。
研究分野は中古・中世の貴族文学。
明海大学非常勤講師。大正大学非常勤講師。NHK学園オープンスクール講師。NHK文化センター講師。四谷学院講師。
著書『新勅撰和歌集全釈一～八』(共著、風間書房)、『百人一首私注』(単著、風間書房)。