中世作家の思想と方法
定価2,970円(本体 2,700円+税)
中世文学とその歴史の解明のために、院政期~南北朝期の作家(蓮禅・基俊・西行・兼好・定家)をその思想と方法を視点として追跡し、かつ内質を究明した労作。
【著者略歴】
藤原正義(ふじわら まさよし)
1917年生まれ
1940年3月旧京城帝国大学法文学部文学科(国語国文学専攻)卒業
現在 北九州大学文学部教授
※略歴は刊行当時のものです※
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Ⅰ
蓮(二点しんにょう)禅論―陽狂の沙彌詩人―
基俊論―怨念と苦節の生涯―
西行論―遁(二点しんにょう)世と浄土教―
Ⅱ
律(金沢称名寺)と兼好
続・律と兼好
兼好の宗教観
Ⅲ
連歌と聯句
定家論―連歌とのかゝわり―
寛元・宝治の花下連歌
善阿から良基・救済へ―連歌史の試み―
善阿の門下たち―その作風について―
良基論―「意地」をめぐって―
あとがき
蓮(二点しんにょう)禅論―陽狂の沙彌詩人―
基俊論―怨念と苦節の生涯―
西行論―遁(二点しんにょう)世と浄土教―
Ⅱ
律(金沢称名寺)と兼好
続・律と兼好
兼好の宗教観
Ⅲ
連歌と聯句
定家論―連歌とのかゝわり―
寛元・宝治の花下連歌
善阿から良基・救済へ―連歌史の試み―
善阿の門下たち―その作風について―
良基論―「意地」をめぐって―
あとがき