シェイクスピアを教えるのイメージ

著者
成蹊大学文学部学会 編
発行年月日
2013/3/31
頁数
346頁
判型
四六
ISBNコード
978-4-7599-1989-9

成蹊大学人文叢書10

シェイクスピアを教える

定価2,200(本体 2,000円+税)


大学におけるシェイクスピア教育の意義とは。

【執筆者・訳者紹介】
エマ・ファイアストーン(Emma Firestone)ケンブリッジ大学Ph.D候補生
徳岡麻絵子(とくおか まえこ)成蹊大学兼任講師
真部多真記(まなべ たまき)常磐大学人間科学部准教授
高野秀國(たかの ひでくに)成蹊大学名誉教授
佐野昭子(さの あきこ)帝京大学名誉教授
正岡和恵(まさおか かずえ)成蹊大学文学部教授
石原直美(いしはら なおみ)中央大学兼任講師
モーリス・ジャマール(Maurice Jamall)成蹊大学文学部准教授
小島令子(こじま れいこ)昭和音楽大学兼任講師
ピーター・エヴァン(Peter Evan)成蹊大学国際教育センター常勤講師
小野俊太郎(おの しゅんたろう)文芸評論家
坂野由紀子(ばんの ゆきこ)成蹊大学法学部教授
※刊行当時のものです※

目次を表示

プロローグに代えて
 シェイクスピアの詩的言語―いくつかの定義と例示をめぐって― エマ・ファイアストーン/徳岡麻絵子訳
Ⅰ “O,what learning is!”―教室のシェイクスピア―
 歴史劇の可能性を求めて―『ヘンリー六世』第二部における庶民について― 真部多真記
 今日からクラスを始めます―『夏の夜の夢』の一年― 高野秀國
 『夏の夜の夢』における劇中劇を考える 佐野昭子
 『ロミオとジュリエット』を教える 正岡和恵 
 映像資料とリアクションペーパーを用いた講義展開の可能性―『オセロー』のデズデモーナ殺害場面をめぐって― 石原直美
 幕間
 「狂気の沙汰なれど、筋は通っておった」―ウィリアム・シェイクスピアとの初めての出会い― モーリス・ジャマール/小島令子訳
Ⅱ “The play's the thing”―出会いのシェイクスピア
 ヴェローナの壁の外へ―教育プログラムとしての『ロミオとジュリエット』公演ツアー― ピーター・エヴァン/坂野由紀子訳
 『十二夜』への招待 小野俊太郎
 シェイクスピア劇に親しむきっかけは教員のすすめ―成蹊大学におけるケンブリッジ大生ゲスト授業アンケート― 坂野由紀子
エピローグ