寛平后宮歌合に関する研究
定価7,150円(本体 6,500円+税)
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『新撰万葉集』が寛平后宮歌合を根幹として編纂されていることに着目し、后宮歌合の伝本の不完全さを『新撰万葉集』と照合補訂し、原初の姿に再現せんとす。
【この書籍は現在品切、重版は未定です。2011.11.10~】
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はしがき
第一 伝本と関係文献
第一章 伝本考察
A 伝本甲本
一 十巻本
二 島原松平文庫本
三 桂宮本
四 群書類従本
B 伝本乙本
廿巻本
C 十巻本系と廿巻本の本文異同
附記 日大教授有吉保氏紹介の世尊寺蔵の臨模本について
第二章 関係文献の信憑性について
第三章 両者の関係
第二 寛平后宮歌合の原典想定
第一章 原典想定のための操作
一 春の部
二 夏の部
三 秋の部
四 冬の部
五 恋の部
むすび
第二章 操作による諸問題
第三章 寛平后宮歌合原典想定後の歌合の歌の本文
第四章 寛平御時后宮の歌合の歌の校異
第三 この歌合に関連を持つ諸問題
第一章 寛平后宮歌合の后宮考
第二章 凡河内躬恒はこの歌合の歌の作者ではない
第三章 文屋康秀の歌か朝康の歌か
むすび