大坪併治著作集1
改訂 訓點語の研究 上
定価15,400円(本体 14,000円+税)
上巻では訓点語の各般における諸問題を論じ、下巻では点本中重要な資料を選んで解説。原典を精読して用例の正確を期し漢文様式で示した。
【著者略歴】
大坪併治(おおつぼ へいじ)
明治43年 島根県八束郡宍道町に生れる
昭和10年 京都大学文学部文学科国語国文学専攻卒業
松江高等学校教授・島根大学教授・岡山大学教授・大谷女子大学教授
を経て、現在島根大学・岡山大学各名誉教授 文学博士
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示
著作集序
序
凡例
第一部
一 表記法
反点の発達
仮名とヲコト点との交渉
二 音韻と仮名遣
ア・ハ・ヤ・ワ四行の混同
二つのイ音便
ム・モの相通
三 文法
平安初期の訓点語に伝へられた上代の文法
訓点語の禁止表現法
トイフハ・トイハ・トハについて
「蹴」の古活用
四 特殊な漢字の訓法
「都・曾」
訓点語で「等」をゴトシと読む場合
「如」の訓二つ
五 語彙
訓点語の敬語
訓点語の擬声語
「不肯」の古訓
山振
うつらうつら考
いくひささ考
補注
序
凡例
第一部
一 表記法
反点の発達
仮名とヲコト点との交渉
二 音韻と仮名遣
ア・ハ・ヤ・ワ四行の混同
二つのイ音便
ム・モの相通
三 文法
平安初期の訓点語に伝へられた上代の文法
訓点語の禁止表現法
トイフハ・トイハ・トハについて
「蹴」の古活用
四 特殊な漢字の訓法
「都・曾」
訓点語で「等」をゴトシと読む場合
「如」の訓二つ
五 語彙
訓点語の敬語
訓点語の擬声語
「不肯」の古訓
山振
うつらうつら考
いくひささ考
補注