プログラム作成における思考過程の構造分析
認知的方略の獲得を支援する学習指導の改善
定価9,900円(本体 9,000円+税)
技術科教育における中学生のプログラム作成能力を効果的に形成できる学習指導の検討に向けて、生徒の思考過程を構造的に分析した書。
【著者略歴】
森山潤(もりやま じゅん)
1967年 京都市生まれ
1990年 京都教育大学教育学部産業技術科学科卒業
1994年 京都教育大学教育学部附属京都中学校教諭
1995年 京都教育大学大学院教育学研究科修了
1996年 国立教育研究所教育情報・資料センター共同研究員
1998年 信州大学教育学部生活科学教育講座助教授
2003年 兵庫教育大学学校教育学部生活・健康系教育講座助教授
日本産業技術教育学会奨励賞受賞(1997年)
博士(学校教育学) 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(2002年)
【著者略歴】
森山潤(もりやま じゅん)
1967年 京都市生まれ
1990年 京都教育大学教育学部産業技術科学科卒業
1994年 京都教育大学教育学部附属京都中学校教諭
1995年 京都教育大学大学院教育学研究科修了
1996年 国立教育研究所教育情報・資料センター共同研究員
1998年 信州大学教育学部生活科学教育講座助教授
2003年 兵庫教育大学学校教育学部生活・健康系教育講座助教授
日本産業技術教育学会奨励賞受賞(1997年)
博士(学校教育学) 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科(2002年)
目次を表示
はしがき
第1章 緒 論
1.研究の目的
2.研究の背景
2-1 教材としてのプログラム言語
2-2 問題解決的な学習活動としてのプログラム作成
3.研究の位置付け
4.先行研究の整理
4-1 プログラム作成作業を支える学習者の認知的能力
4-2 プログラム作成作業における顕在的な過程
4-3 プログラム作成作業における内的な過程
4-4 プログラム作成作業における思考過程
4-5 内的過程研究における研究手法
5.研究のアプローチ
5-1研究課題の構造
5-2 研究の計画
第2章 プログラム作成過程のプロトコル分析に基づく測定尺度の設定
1.緒言
2.方法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 実験課題
2-4 手続き
3.結果及び考察
3-1 解答プログラムとアルゴリズム
3-2 プロトコルの分類・整理に基づく下位過程の抽出
3-3 プログラムの入力操作に関わる分類カテゴリ
3-4 プログラムの点検・修正操作に関わる分類カテゴリ
3-5 プログラム作成時の思考過程を測定するための尺度項目の作成
4.結 言
第3章 プログラム作成作業における思考過程の下位階層構造
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 測定尺度
2-4 手続き
3.結果及び考察
3-1 因子の抽出
3-2 下位階層構造の分析
4.結 言
第4章 プログラム作成能力の形成に影響する認知的な因果関係
1.緒言
2.方法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 測定尺度
2-4 手続き
3.結果及び考察
3-1 表層的要素に対する深層的要素の影響力
3-2 表層的要素に対する中層的要素の影響力
3-3 中層的要素に対する深層的要素の影響力
3-4 各層因子間の因果関係
4.結 言
第5章 プログラム言語形態の違いによる思考過程の差異
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 実験条件及び課題
2-4 測定尺度
2-5 手続き
3.結果及び考察
3-1 課題の達成状況
3-2 思考過程に対する内省の推移傾向
3-3 思考過程の質的な差異と変容
3-4 獲得された認知的な方略の比較
4.結 言
第6章 プログラム作成作業における課題の拡散性による
思考過程の差異
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 実験課題
2-4 実験条件
2-5 測定尺度
2-6 手続き
3.結果及び考察
3-1 事前調査
3-2 実験条件の導入
3-3 課題の拡散性による思考過程の差異
3-4 独創性との関連性
3-5 柔軟性との関連性
4.結 言
第7章 共同学習によるプログラム作成作業時の相互作用と思考過程
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 実験課題
2-4 測定尺度
2-5 プロトコル分析の枠組み
2-6 手続き
3.結果及び考察
3-1 学習形態の違いによる思考過程に対する内省の差異
3-2 ペア学習群における相互作用の分析
3-3 相互作用と思考過程との関連性
4.結 言
第8章 共同学習環境がプログラム作成能力の形成に及ぼす影響
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 課題
2-4 測定尺度
2-5 実験及び分析の手続き
3.結果及び考察
3-1 各群被験者の等質性の確認と上・下位群の設定
3-2 共同学習環境の導入
3-3 プログラム作成能力の形成に対する共同学習環境の影響
4.結 言
第9章 認知的な方略の抽出に基づくプログラム作成の授業評価システム
1.緒 言
2.方 法
2-1 実験1:システムの設計
2-2 実験2:システムの精度の評価
3.結果及び考察
3-1 入力変数の抽出
3-2 システムの設計
3-3 学習後のシステムの精度評価
3-4 評価得点の設定
4.結 言
第10章 認知的な方略の獲得を支援するプログラム作成の学習指導
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 測定尺度
2-4 学習課題及び学習指導の計画
2-5 手続き
3.結果及び考察
3-1 生徒のレディネス
3-2 各課題の達成率
3-3 各課題解決時の自律性
3-4 各課題解決時の思考過程
3-5 各学習活動の効果
3-6 授業の達成目標に対する自己評価との関連性
3-7 プログラム作成能力の形成
4.結言
第11章 結論及び今後の課題
1.本研究で得られた知見及び結論
1-1 プログラム作成作業における思考過程の構造的特性
1-2 プログラム作成作業における学習課題と思考過程との関連性
1-3 プログラム作成作業における学習形態と思考過程との関連性
1-4 認知的方略の獲得を支援するプログラム作成の学習指導
1-5 学習指導におけるプログラム作成能力の認知的形成モデル
2.本研究で得られた知見に基づく教育実践への示唆
2-1 プログラム作成の学習時に配慮すべき生徒の認知的な実態について
2-2 プログラム作成の学習において認知的な方略の顕在化を促す支援について
2-3 プログラム作成能力の形成に向けた学習指導の展開について
3.まとめと今後の課題
文献
本研究に関連する学術論文及び注
第1章 緒 論
1.研究の目的
2.研究の背景
2-1 教材としてのプログラム言語
2-2 問題解決的な学習活動としてのプログラム作成
3.研究の位置付け
4.先行研究の整理
4-1 プログラム作成作業を支える学習者の認知的能力
4-2 プログラム作成作業における顕在的な過程
4-3 プログラム作成作業における内的な過程
4-4 プログラム作成作業における思考過程
4-5 内的過程研究における研究手法
5.研究のアプローチ
5-1研究課題の構造
5-2 研究の計画
第2章 プログラム作成過程のプロトコル分析に基づく測定尺度の設定
1.緒言
2.方法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 実験課題
2-4 手続き
3.結果及び考察
3-1 解答プログラムとアルゴリズム
3-2 プロトコルの分類・整理に基づく下位過程の抽出
3-3 プログラムの入力操作に関わる分類カテゴリ
3-4 プログラムの点検・修正操作に関わる分類カテゴリ
3-5 プログラム作成時の思考過程を測定するための尺度項目の作成
4.結 言
第3章 プログラム作成作業における思考過程の下位階層構造
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 測定尺度
2-4 手続き
3.結果及び考察
3-1 因子の抽出
3-2 下位階層構造の分析
4.結 言
第4章 プログラム作成能力の形成に影響する認知的な因果関係
1.緒言
2.方法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 測定尺度
2-4 手続き
3.結果及び考察
3-1 表層的要素に対する深層的要素の影響力
3-2 表層的要素に対する中層的要素の影響力
3-3 中層的要素に対する深層的要素の影響力
3-4 各層因子間の因果関係
4.結 言
第5章 プログラム言語形態の違いによる思考過程の差異
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 実験条件及び課題
2-4 測定尺度
2-5 手続き
3.結果及び考察
3-1 課題の達成状況
3-2 思考過程に対する内省の推移傾向
3-3 思考過程の質的な差異と変容
3-4 獲得された認知的な方略の比較
4.結 言
第6章 プログラム作成作業における課題の拡散性による
思考過程の差異
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 実験課題
2-4 実験条件
2-5 測定尺度
2-6 手続き
3.結果及び考察
3-1 事前調査
3-2 実験条件の導入
3-3 課題の拡散性による思考過程の差異
3-4 独創性との関連性
3-5 柔軟性との関連性
4.結 言
第7章 共同学習によるプログラム作成作業時の相互作用と思考過程
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 実験課題
2-4 測定尺度
2-5 プロトコル分析の枠組み
2-6 手続き
3.結果及び考察
3-1 学習形態の違いによる思考過程に対する内省の差異
3-2 ペア学習群における相互作用の分析
3-3 相互作用と思考過程との関連性
4.結 言
第8章 共同学習環境がプログラム作成能力の形成に及ぼす影響
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 課題
2-4 測定尺度
2-5 実験及び分析の手続き
3.結果及び考察
3-1 各群被験者の等質性の確認と上・下位群の設定
3-2 共同学習環境の導入
3-3 プログラム作成能力の形成に対する共同学習環境の影響
4.結 言
第9章 認知的な方略の抽出に基づくプログラム作成の授業評価システム
1.緒 言
2.方 法
2-1 実験1:システムの設計
2-2 実験2:システムの精度の評価
3.結果及び考察
3-1 入力変数の抽出
3-2 システムの設計
3-3 学習後のシステムの精度評価
3-4 評価得点の設定
4.結 言
第10章 認知的な方略の獲得を支援するプログラム作成の学習指導
1.緒 言
2.方 法
2-1 被験者
2-2 実験日時
2-3 測定尺度
2-4 学習課題及び学習指導の計画
2-5 手続き
3.結果及び考察
3-1 生徒のレディネス
3-2 各課題の達成率
3-3 各課題解決時の自律性
3-4 各課題解決時の思考過程
3-5 各学習活動の効果
3-6 授業の達成目標に対する自己評価との関連性
3-7 プログラム作成能力の形成
4.結言
第11章 結論及び今後の課題
1.本研究で得られた知見及び結論
1-1 プログラム作成作業における思考過程の構造的特性
1-2 プログラム作成作業における学習課題と思考過程との関連性
1-3 プログラム作成作業における学習形態と思考過程との関連性
1-4 認知的方略の獲得を支援するプログラム作成の学習指導
1-5 学習指導におけるプログラム作成能力の認知的形成モデル
2.本研究で得られた知見に基づく教育実践への示唆
2-1 プログラム作成の学習時に配慮すべき生徒の認知的な実態について
2-2 プログラム作成の学習において認知的な方略の顕在化を促す支援について
2-3 プログラム作成能力の形成に向けた学習指導の展開について
3.まとめと今後の課題
文献
本研究に関連する学術論文及び注