博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社｜(株）風間書房

子育て期の母親の自己効力感を支える都市環境整備の研究

目次を表示します。

はじめに
第1部　序論
第1章　問題
　第1節　研究の問題―少子化対策・子育て支援施策の概要
　　1.少子化が進行した背景
　　2.少子化対策は誰のためか
　　3.「子育て支援」概念の登場
　　4.少子化対策・子育て支援の歴史
　　5.子育て支援の対象―誰を支援するのか
　　6.子育て支援政策・研究が導き出すもの
　　7.その他の課題―解決の難しい原因へのアプローチ
　　8.少子化対策・子育て支援の方向性への問題提起
　第2節　研究の問題―子育て支援と都市環境の関連
　　1.現代社会の変化
　　2.こども環境における先行研究
　　3.家庭や母親,育児環境の先行研究
　　4.子育て支援と都市環境研究の概観のまとめ
　第3節　本研究の目的及び研究の構成と方法
　　1.研究のリサーチ・クエスチョン
　　2.目的
　　3.研究の構成　
第2章　都市環境整備に関する施策の分析
　第1節　問題と目的
　第2節　ユニバーサルデザイン・バリアフリー関連施策の分析
　　1.目的
　　2.方法
　　3.結果と考察
　第3節　少子化対策・子育て支援関連施策の分析
　　1.目的
　　2.方法
　　3.結果と考察
　第4節　総合的考察と問題点
第3章　母親の外出を説明する理論の整理と研究の枠組み
　第1節　問題提起
　　1.問題提起
　第2節　山本らの有機体発達論的システム論
　　1.「親になること」についての諸研究
　　2.山本らの有機体発達論的システム論
　第3節　Bronfenbrennerの生態学的環境構造理論
　　1.4つの生態学的環境構造モデル
　　2.親になること,親役割への生態学的移行と公共政策
　　3.子育ての不安,困難によるストレス
　　4.メゾシステムとマイクロシステム
　第4節　母親の外出行動を規定する要因としての自己効力感
　　1.自己効力感
　　2.自己効力感に影響する情報源
　　3.行動を規定する結果予期と効力予期の組み合わせ
　　4.自己効力感の2つの水準
　　5.原因の帰属とフィードバック
　　6.子育て研究に導入されている自己効力感
　　7.母親の外出行動と自己効力感
　第5節　序論のまとめ―母親の外出を説明する3つの理論の統合と研究の理論的枠組み
　　1.3つの理論
　　2.研究の枠組み
第2部　実証的研究
第4章　子育て期の母親の外出に関する実証的研究1
　　　　―都市環境整備に関する母親のニーズ調査―
　第1節　親子の外出を支援する都市環境整備のあり方について
　　　　　―育児中の母親を対象にした調査から
　　1.背景と目的
　　2.結果
　　3.総合的考察
　　4.まとめと今後の課題
第5章　子育て期の母親の外出に関する実証的研究2
　　　　―子育て期の母親の自己効力感と都市環境:外出への同行調査から―
　第1節　目的
　第2節　リサーチ・クエスチョン
　　1.研究2全体のリサーチ・クエスチョン(上位RS)
　　2.研究2における概念の整理と下位リサーチ・クエスチョン(下位RS)
　第3節　予備調査
　　1.目的
　　2.調査方法
　　3.調査結果
　　4.結果と考察
　第4節　本調査
　　1.調査方法の構造について
　　2.本研究の同行調査の方法
　　3.方法
　第5節　結果と考察
　　1.結果の概要と項目
　　2.各事例の結果と考察
　　3.各事例の発達移行のプロセス
　　4.各事例の外出行動と自己効力感の関連
　　5.その他のグルーピング
　　6.事例ごとの検討のまとめ
　　7.リサーチ・クエスチョンの検討と仮説生成
　　8.まとめ
第3部　結論
第6章　結論
　第1節　各章のまとめと総括
　　1.第1部　序論のまとめ
　　2.第2部　実証的研究のまとめ
　　3.研究の総括
　第2節　今後の課題と展望

参考論文
引用文献

おわりに