名古屋市立大学人間文化研究叢書 6アジアの中の日本文化
ことば・説話・芸能
定価:
2,750
円(本体
2,500
円+税)
- 目次を表示します。
-
はじめに(やまだあつし)
第一部 伝える日本語、伝わる日本語
第一章 ふりがなは大発明―ふりがなを活用しよう―(成田徹男)
*コラム* 平安時代の人名と当て字(手嶋大侑)
第二章 言語のリズム、歌のリズム(吉田千寿子)
第三章 「しまくとぅば」をめぐる考察のために―うまりじまぬ くとぅば わしりーねー くにん わしりゆん―(阪井芳貴)
*コラム* 台湾原住民の日本語教育―彼らの現在、言語の衝突―(黄 如翎)
第二部 信仰のなかで出会う日本文化
第一章 熱田神宮と草薙剣(浅岡悦子)
*コラム* 戦前台湾における神社といけ花(やまだあつし)
第二章 二井寺説話から見る『法華験記』と地方寺院(市岡 聡)
第三章 末法の克服―最澄の末法思想の理解をめぐって―(柴田憲良)
*コラム* 禅と茶道について(ジェームズ・バスキンド)
第三部 伝わる日本文化、伝える日本文化
第一章 西脇順三郎の挑戦―古代から超現実へ―(太田昌孝)
第二章 中国におけるアイドル文化の考察―日本のアイドル文化からの影響―(文 秀秀)
*コラム* 日本統治時代の建物が意味するものとは(白 真善)
第三章 台湾に残る日本の姿―『KANO』と蔡清輝氏のお話―(小野純子)
特別寄稿 嘉義農林学校日本語世代の今―戦前・戦中の記憶―(中村香織)
*コラム* 声明と雅楽―現代のコラボレーションとその源流―(柴田憲良×渡邊良永)
あとがき(吉田一彦)