博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

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教育を確かな軌道に乗せるために

教育のプラットフォームの整備・構築

定価: 5,500 (本体 5,000 円+税)

教育の本質にかかわる根本的概念を明確に規定し、共通基盤としてのプラットフォームを整備・構築することによって、教育を確かな軌道に乗せようとする画期的な書。

【著者略歴】
宮本 光雄(みやもと みつお)
1941年 和歌山県に生まれる
広島大学大学院教育学研究科博士課程単位修得後、広島大学教育学部助手、長崎大学教育学部講師、助教授、熊本大学教育学部教授を経て、
現在、熊本大学名誉教授、教育学博士
その間、文部省在学研究員としてカリフォルニア大学(1982年、8ヶ月間)、パリ国立教育研究所(1983年、2ヶ月間)、ブリティッシュ・コロンビア大学(1993年、2ヶ月間)で研究に従事 
1989年 日本教育研究連合会「研究表彰」研究題目「社会科教育と個性の育成」
2008年 日本グローバル教育学会「学会賞」受賞
2021年 春の叙勲「瑞宝中綬章」受章
〈著書〉
『社会科教育の理論』(共著)ぎょうせい 1989年
『社会科教育学』(共著)福村出版 1990年
『生活科の理論と実践』(編著)東洋館出版社 1990年
『社会科の基礎・基本と意欲的な追求活動』(編著) 東洋館出版社 1992年
『社会科教育学ハンドブック』(共著) 明治図書 1994年
『公民科教育』(共著) 学術図書出版社 1996年
『生活科と社会科の接続・発展』(編著) 東洋館出版社 1996年
『社会科教育学研究ハンドブック』(共著) 明治図書 2001年
『社会科教育のニュー・パースペクティブ』(共著) 明治図書 2003年
『社会科教育の本質に関する研究』(単著) 風間書房 2011年
目次を表示します。
まえがき

第1章 人間像としての「公民」と「市民」
  はじめに
 第1節 「公民」の変遷過程
  1.古代の公民
  2.近代の公民
  3.現代の公民
 第2節 二つの根源をもつ「市民」
  1.古代ギリシアのポリスの市民
  2.中世ヨーロッパの自由都市の市民
  3.近代の市民
 第3節 国民と市民と公民の関係性
 第4節 日本国憲法のもとにおける「公民」と中華人民共和国憲法における「公民」
  1.日本国憲法のもとにおける「公民」
  2.中国における「公民」概念の逆輸入
  3.中国における集団・国家優先論の展開過程
  4.中華人民共和国憲法における「公民」
  おわりに

第2章 改めて「学力とは何か」
  はじめに
 第1節 「学力」の捉え方と問題の所在
 第2節 学力の概念規定とその構成要素
  1.「学力」の第一義的な意味
  2.「学力」の第二義的な意味
  3.「学力」と「学問」と「学校」
  4.陶冶と訓育
  5.学力規定と構成要素
 第3節 社会科「学力」の概念規定とその構成要素
  1.社会科「学力」の捉え方と問題の所在
  2.社会科「学力」規定と構成要素
 第4節 「新しい学力観」の検討
  1.「新しい学力観」とは
  2.「新しい学力観」の問題点とその見直し
  おわりに 

第3章 改めて「人格とは何か」
  はじめに
 第1節 「人格」の捉え方と問題の所在
 第2節 人格の概念規定と構成要素・系
 第3節 「教育基本法」における「人格」とは
  1.「人間性」と「人格」
  2.「人格」に「学力」を含めるか否かの問題
 第4節 『新教育指針』における「人格」とは
  1.『新教育指針』における「人間性・人格・個性」の捉え方
  2.『新教育指針』における「人間性・人格・個性」の概括
 第5節 育成の視座から「学力」と「人格」とは
  1.吉本 均の陶冶・訓育論
  2.教育の機能原理である陶冶と訓育
 第6節 社会科教育における「学力」と「人格」の統一
  1.社会科教育の目指す「人格」とは
  2.社会科教育における「学力」と「人格」の統一育成
  おわりに

第4章 改めて「個性と社会性とは何か」
  はじめに
 第1節 「個性」と「社会性」概念の明確化
  1.「個性」概念の明確化
  2.改めて「社会性」とは
 第2節 個性化・社会化と戦後の教育改革
  1.個性化と社会化の原理
  2.戦後の教育改革
 第3節 教育実践にかかわる基本的概念の明確化
  1.「個性化」と「個別化」の概念の明確化
  2.個性・社会性の育成と「基礎・基本」の関係性
  3.個と集団の関係性
 第4節 社会科教育における個性と社会性の統一的育成
  1.社会科教育の教科性と社会科の基礎・基本
  2.社会科の授業における個性と社会性の統一的育成
  おわりに

第5章 学力・人格・個性・社会性を育成する評価活動
  はじめに
 第1節 「よさ」や「可能性」とは
  1.「よさ」や「可能性」の捉え方
  2.「よさ」の三類型
 第2節 よさや可能性に懸ける働きとしての評価活動
  1.自己評価活動
  2.相互評価活動
  3.指導的評価活動
  おわりに

あとがき
著者宮本光雄 著
発行年月日2021年10月05日
頁数226頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2401-5