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いとうたけひこ選集 新しい地平を拓く心理学

定価: 6,600 (本体 6,000 円+税)

平和心理学、ポジティブ心理学、コミュニティ支援、心理学研究法を中心に、著者三十数年の研究成果をまとめる。現代社会に立ち向かう新たな心理学の地平を拓く。

【著者略歴】
いとうたけひこ(伊藤 武彦)

1955年7 月27日(戸籍では8 月2日) 三重県北勢に生まれる
1968年 四日市市立県小学校卒業
1971年 四日市市立大池中学校卒業
1974年 三重県立四日市高等学校卒業
1979年 名古屋大学教育学部教育心理学科卒業
1979年 東北大学大学院教育学研究科入学
1980年―1981年 カリフォルニア大学バークレー校大学院心理学専攻
1985年 東北大学大学院教育研究科教育心理学専攻満期退学(首席で退学)
1985年 和光大学人文学部人間関係学科専任講師
1990年 和光大学人文学部助教授
1990年 教育学博士(東北大学)
1991年―1992年 クラーク大学心理学科 上級客員研究員
1999年 和光大学人間関係学部教授
2022年3月 和光大学現代人間学部教授 退職
目次を表示します。
まえがき

序章 ある心理学研究者の歩み テキストマイニング分析を手がかりに

第1部 平和心理学
1-(1) 平和心理学への誘い
 第1章 大学生の平和意識:「セビリア声明」との関連
 第2章 暴力の文化から平和の文化への転換を
 第3章 平和意識の発達と心理学の課題

1-(2) 平和心理学の歩み:国際的動向、国内的動向
 第4章 1970年代以降の平和心理学
 第5章 平和教育の国際的動向
 第6章 平和心理学の現状と課題
 第7章 第二次世界大戦後の日本とアジアの和解の課題
 第8章 日本における平和心理学の発展:心理科学研究会平和心理学部会20年の活動を焦点に
 第9章 平和心理学の歴史・理論と授業実践:大学の軍事化への抵抗としての平和教育の提案

1-(3) 紛争とテロという現実のなかへ
 第10章 核兵器と心理学者
 第11章 紛争とテロという現実のなかへ:武装紛争解決のための心理学
 第12章 紛争研究

1-(4) メディア・リテラシー
 第13章 『911ボーイングを捜せ』と『9/11:真実への青写真』の視聴が大学生に米国政府公式見解への支持減少を引き起こす効果:テキストマイニングを活用したメディア・リテラシーの検討
 第14章 人間の幸福に貢献するメディアとは?:311の原発事故の報道を中心に

1-(5) 平和教育実践とトランセンド法
 第15章 日韓平和教育シンポジウム
 第16章 体験学習旅行の平和心理学:「日韓平和と交流の旅」とその効果
 第17章 平和の文化とアジアの教育:OECD調査とベトナム旅行体験から
 第18章 トランセンド法入門<理論>トランセンド法とは
 第19章 コンフリクト転換を重視した平和教育とその評価:ガルトゥング平和理論を主軸にした教員免許更新講習
 第20章 紛争解決法としてのピア・メディエーション:関西M高校での取り組み
 第21章 トランセンドとは:アニメーション「Happyになる5つの方法」

第2部 支えあう心理学
2-(1) ポジティブ心理学
 第22章 東日本大震災についての語り
 第23章 津波と原発の子どもたちの時間的展望への影響:東日本大震災後の作文のテキストマイニング
 第24章 テキストマイニングによる被災体験学(Disaster Experience Research)への混合研究法アプローチ:死に関する表現と心的外傷後成長(PTG)
 第25章 東日本大震災の遺族のスピリチュアリティ:『私の夢まで、会いに来てくれた』における夢の語りのテキストマイニング分析

2-(2) コミュニティ支援
 第26章 先住民・在日外国人の子どもと教育
 第27章 エンパワーメント評価:コミュニティのための参加型評価
 第28章 コミュニティ支援のために:全校参加型学校支援のMEASURE法と教育モジュールの効楽安近短モデルの検討を中心に
 第29章 タイダルモデルと浦河べてるの家:英国と北海道から生まれた精神障害者のためのコミュニティ的人間関係援助
 第30章 知識創造共同体としての浦河べてるの家の当事者研究:ナレッジ・マネジメント理論による分析

第3部 研究方法論:PAC分析・テキストマイニング・CAVE法など
3-(1) 心理学の方法論
 第31章 多変量のグラフ表現
 第32章 計算統計学の最近の動向:共分散構造分析の理論と応用
 第33章 実践的・探索的研究の効果測定における「効果偏差値」の提案

3-(2) PAC分析とHITY法
 第34章 PAC分析の活用の意義と課題
 第35章 高校ステークホルダーのコンフリクトについての個人別態度構造分析:レパートリーグリッド法を用いた対話法による「HITY法」の可能性
 第36章 PAC分析を応用したHITY法による個人別態度構造分析:父母間の子育て観を比較したHITY法Ⅱ類を中心に

3-(3) テキストマイニングの方法論
 第37章 批判心理学の方法論としてのテキストマイニングの提案:変数心理学に対するオルタナティブ
 第38章 テキストマイニングの看護研究における活用

3-(4) CAVE法による楽観主義の測定
 第39章 楽観主義内容分析法の説明スタイルに関する測定法:CAVE法(楽観主義内容分析法)に着目して
 第40章 プロ野球監督の楽観主義とチーム成績との関係:CAVE法による説明スタイルと勝率との比較

初出一覧
あとがき
業績一覧(1):論文 著書(分担執筆) 翻訳 その他
業績一覧(2):学会発表
謝辞
著者いとうたけひこ 著
発行年月日2022年02月22日
頁数774頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2423-7