博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

大師の懐を歩く

それぞれの遍路物語

定価: 1,980 (本体 1,800 円+税)

お遍路さんはなぜ、何を思い、どう歩くのか。時代を超え、お遍路さんを惹きつける遍路の世界とは。心理学者が自ら歩き出会ったお遍路さんたちにインタビューした記録をもとに、その後の心理も含め描いた、歩き遍路のそれぞれの物語。

【著者略歴】
福島明子(ふくしま めいこ)
作新学院大学人間文化学部助教授
博士(学術):2001年3月お茶の水女子大学
専攻は健康心理学

北九州大学(現・北九州市立大学)外国語学部米英学科を卒業後、国際電信電話株式会社(現・KDDI)勤務、海外放浪、ツアーコンダクターなどを経てフリーライターに。フリーライターのかたわら法政大学文学部教育学科心理学コース卒業、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助手を経て、2002年4月より現職。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
 第I部 愛しき日々
  第一章  阿波へ
  第二章  土佐
  第三章  伊予
  第四章  讃岐、そして高野山
 
 第II部 来楽苦の窓から
  第五章  内子町フィールドノーツ
  第六章  遍路ing
  第七章  旅人、遍路へ
  第八章  早期退職し新たな人生へ
  第九章  定年後は夫婦で遍路へ

 第III部 歩き遍路、何思う
  第十章  遍路に抱かれて
  第十一章 同行、語り合う
  終 章  遍路、その後|緩やかな時の流れの中で
著者福島明子 著
発行年月日2004年06月18日
頁数266頁
判型 四六
ISBNコード978-4-7599-1444-3