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早期乳児の顔の模倣の発生的機序に関する研究

定価:本体 6,500 円+税
近年、早期認知の問題として注目を集めた顔の模倣を、知覚行動の水準でとらえ、対人的要因、刺激要因、個体要因の分析から、その発達的機構と意味を究明する。

【著者略歴】
池上貴美子(いけがみ きみこ)
金沢大学教育学部教授 博士(教育学)
専門分野:発達心理学

1948年 広島県福山市にて出生
1972年 京都大学教育学部卒業(教育心理学専攻)
1978年 京都大学大学院教育学研究科修士課程修了
1982年 京都大学大学院教育学研究科博士課程学修認定退学
1982年 京都大学教育学部研修員
1992年 金沢大学教育学部助教授を経て現在に至る
目次を表示します。
第Ⅰ部 理論編
 第1章 今日の発達心理学における顔の模倣研究の意義
第2章 乳児期の顔の模倣に関する文献展望
  第1節 乳児期の顔の模倣に関する初期の研究
  第2節 近年における顔の模倣研究の動向
 第3章 今日の発達心理学における顔の模倣研究の問題
  第1節 乳児期の表象理論
  第2節 Gibson,E.J.による乳児期の知覚行動の発達
  第3節 乳児期における自己の発生 
  第4節 今後の課題と本研究の問題設定
第Ⅱ部 実験編
第1章 顔の模倣に関する場面の対人的要因の検討 
  第1節 問題
  第2節 第1実験:顔の模倣生起に関する愛着対象の共在の影響
   2-1 目的
   2-2 方法
   2-3 結果
   2-4 考察
  第3節 第2実験:顔の模倣生起に関する愛着対象共在の形態の影響
   3-1 目的
   3-2 方法
   3-3 結果
   3-4 考察
  第4節 第1章の要約
 第2章 顔の模倣に関する刺激要因の検討
  第1節 問題
  第2節 第3実験:舌出し模倣に関する「顔らしさ」の要因の検討
   2-1 目的
   2-2 方法
   2-3 結果と考察
  第3節 第4実験:舌出し模倣に関する顔刺激の「人らしさ」の要困の
          検討
   3-1 目的
   3-2 方法
   3-3 結果と考察 
  第4節 全体的考察
  第5節 要約
  第6節 第5実験:顔刺激の動きの要因の検討―動作条件と静止条件―
   6-1 問題と目的
   6-2 方法
   6-3 結果
   6-4 考察
   6-5 要約
  第7節 第6実験:顔の模倣における異感性間協応の発達―模倣と注視
          反応―
   7-1 問題と目的
   7-2 方法
   7-3 結果
   7-4 考察
   7-5 要約
 第3章 顔の模倣に関する個体要因の検討―成熟か経験か―
  第1節 問題
  第2節 第7実験:退院後の早産児の顔の模倣
   2-1 目的
   2-2 方法
   2-3 結果
   2-4 考察
   2-5 要約
  第3節 第8実験:胎齢40週前後の早産未熟児の顔の模倣と注視行動
   3-1 目的
   3-2 方法
   3-3 結果と考察
   3-4 要約 
  第4節 第9実験:胎齢40週前後の正期産新生児の顔の模倣と注視行動
   4-1 目的
   4-2 方法
   4-3 結果と考察
   4-4 要約
  第5節 早産未熟児と正期産新生児の比較―胎外経験と胎内成熟―
  第6節 第3章の要約
第Ⅲ部 総括
 第1章 研究結果の総括
 第2章 今後の課題
引用文献
あとがき
謝辞
著者池上貴美子 著
発行年月日1998年03月15日
頁数172頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1064-3