博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

粒子理論の教授学習過程の構成と展開に関する研究

定価:本体 8,500 円+税

“物質は粒子からできている” 子ども達の粒子認識の特徴から構成主義に立脚した新たな教授方略まで、粒子概念をめぐる理科教授・学習の本質に迫った教育者必読の書。

【著者略歴】
片平克弘(かたひら かつひろ)
昭和31年生まれ
昭和54年 筑波大学第一学群自然学類化学専攻卒業
昭和55年 調布学園調布中学高等学校教諭
昭和61年 筑波大学大学院修士課程教育研究科教科教育専攻修了(教育学修士)
平成1年  筑波大学大学院博士課程教育学研究科学校教育学専攻退学(昭和63年 教育学修士)
平成1年  鳴門教育大学助手学校教育学部
平成5年 放送教育開発センター助教授研究開発部
平成7年 埼玉大学助教授教育学部
平成17年 国立大学法人埼玉大学教育学部教授
平成20年 国立大学法人筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授
平成24年 国立大学法人筑波大学人間系教授 博士(教育学)
平成26年 国立大学法人筑波大学附属小学校長
現在に至る
※データは刊行当時のものです※
目次を表示します。
まえがき
序章 研究の目的と方法
 第1節 本研究の目的と方法
 第2節 本研究で使用する用語の定義
  第1項 諸外国の構成主義研究で使用される用語
  第2項 本研究で用いる用語の定義
第1章 理科教育における構成主義と概念変容の理論
 第1節 近年の構成主義の展開と課題
  第1項 構成主義の基本的立場
  第2項 特定の立場からの構成主義の展開
  第3項 社会構成主義の台頭
  第4項 構成主義アプローチの課題
 第2節 理科教育における構成主義
  第1項 理科教育における構成主義研究
  第2項 構成主義研究とミスコンセプション
  第3項 構成主義研究と理科カリキュラム
 第3節 概念変容理論と概念変容アプローチ
  第1項 概念変容理論
  第2項 一貫しているミスコンセプションに対する概念変容アプローチ
  第3項 断片化しているミスコンセプションに対する概念変容アプローチ
  第4項 概念変容を目指した他のアプローチ
第2章 粒子理論の教授内容と児童・生徒の粒子認識
 第1節 理科カリキュラムと粒子理論の教授内容
  第1項 学校教育で扱われる粒子理論
  第2項 現行学習指導要領理科で扱われる粒子理論
  第3項 粒子理論の授業構成
 第2節 児童・生徒の粒子認識の実態
  第1項 「物質の粒子性」に関する諸外国の児童・生徒の実態
  第2項 「物質の粒子性」に関するわが国の児童・生徒の実態
  第3項 「空気」の認識に関するわが国の生徒の実態
 第3節 生徒の粒子認識の変化
  第1項 討論や協働作業の中で見られた生徒の粒子認識
  第2項 メタ認知から探ったイオンに関する生徒の粒子認識
  第3項 物質量(単位 mol)の学習時に見られた生徒の粒子認識
第3章 構成主義に基づく粒子理論の授業デザイン
 第1節 粒子理論の授業デザイン
  第1項 構成主義に基づく教授方法
  第2項 構成主義の主張に基づく教授学習環境の条件
  第3項 構成主義の主張に基づく教授やカリキュラムの条件
 第2節 概念変容の教授アプローチとしてのコンフリクトマップ
  第1項 コンフリクトマップの特徴
  第2項 コンフリクトマップの教授シークエンス
  第3項 本検証授業の化学のコンフリクトマップの構造
第4章 粒子理論の教授実践と効果
 第1節 粒子理論の教授の構成と実際
  第1項 「気体の性質」の検証授業の構成
  第2項 「気体の性質」の検証授業の実際
  第3項 「気体の性質」に対する生徒のミスコンセプションの実態
 第2節 粒子理論の教授とその効果
  第1項 教授学習過程にみられた生徒の概念変容
  第2項 事後調査に基づく生徒のメタ認知の実態
  第3項 検証授業による成果
  第4項 概念変容を目指した教授へのコンフリクトマップの有効性
終章 結語と課題
 第1節 本研究の成果
 第2節 今後の課題

引用文献
資料
あとがき
著者片平克弘 著
発行年月日2016年01月31日
頁数294頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2105-2