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裁判員裁判における量刑判断に関する心理学的研究

量刑の決定者と評価者の視点からの総合的考察

定価:本体 7,000 円+税

個人及び集団で行う量刑判断、そして判決を評価する評価者としての判断という3側面において、一般市民の量刑判断傾向とその相違点を心理学的に検討した新著。

【著者略歴】
板山 昂(いたやま あきら)
1985年12月 大阪府箕面市に生まれる
2008年3月 大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科卒業
2010年3月 関西国際大学大学院人間行動学研究科犯罪心理学コース
        修士課程修了
2013年3月 神戸学院大学大学院人間文化学研究科博士後期課程修了
        博士(人間文化学)
現在     神戸学院大学人文学部研究員
        大阪国際大学非常勤講師
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
第Ⅰ部 研究の背景と本研究の目的
第1章 本論文の背景
 第1節 現代社会における「犯罪」の現状と一般市民の認知
 第2節 犯罪に対する「原因帰属」と「責任帰属」に関する研究
第2章 犯罪と一般市民の関わり
 第1節 市民参加型裁判:陪審制度と裁判員制度
 第2節 量刑判断に関する研究とその問題点
第3章 本論文の目的と構成
 第1節 本論文の目的
 第2節 本論文の構成
第Ⅱ部 「個人」の“犯罪に対する認知”と“量刑判断”の検討
第4章 個人の犯罪に対する認知と量刑判断に関する研究の問題点と検討
 第1節 個人の犯罪に対する認知と量刑判断に関する研究の問題点
 第2節 研究1:少年による殺人に対する一般市民の原因帰属―被害者属性と事件状況による検討―
 第3節 研究2:殺人事件の量刑に影響する判断者の認知―少年事件と成人事件の比較―
 第4節 研究3:刑罰に対する志向性が量刑に及ぼす影響―厳罰志向性尺度の作成―
 第5節 研究4:厳罰志向性が量刑判断および刑罰の目的に及ぼす影響―厳罰志向性尺度の信頼性と妥当性の検討―
第Ⅱ部 「集団」での“量刑判断”と“公正感”の検討
第5章 裁判における集団意思決定と量刑判断に関する研究の問題点と検討
 第1節 裁判における集団意思決定と量刑判断に関する研究の問題点
 第2節 研究5:集団での量刑判断における多数派の影響力の検討
 第3節 研究6:評議内容が裁判員の公正感と刑罰の目的に与える影響
第Ⅳ部 「評価者」の“量刑判断”と“判決の受容”の検討
第6章 一般市民の判決に対する評価に関する問題と検討
 第1節 研究7:裁判員裁判の判決に対する一般市民の納得度と求める量刑―事件内容と評価者の年齢での比較―
 第2節 研究8:裁判員裁判の判決に対する納得度と公正判断への評議情報の提示効果の検討
第Ⅴ部 本論文の結論と今後の課題
第7章 総合的考察
 第1節 「個人」の“犯罪に対する認知”と“量刑判断”,“公正感”について
 第2節 「集団」での“量刑判断”と“判決に対する公正感”について
 第3節 「評価者」の“量刑判断”と“判決の受容”について
 第4節 “個人”“集団”“評価者”の判断に関する統合的考察
第8章 本論文の意義と今後の課題
 第1節 本論文の意義
 第2節 本論文の課題
引用文献
初出一覧
謝辞
著者板山昂 著
発行年月日2014年01月31日
頁数188頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2015-4