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嗅覚と自伝的記憶に関する心理学的研究

定価:本体 4,500 円+税

プルースト現象(匂い・香りによって過去の出来事の記憶が想起される現象)の認知メカニズムについて実証的・理論的に検討し、新たなモデルの提案を試みた。

【著者略歴】
山本晃輔(やまもと こうすけ)
1980年 奈良県吉野郡に生まれる
2003年 龍谷大学文学部 卒業
2009年 関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程 修了
    博士(文学)
2009年 奈良教育大学教育学部 特任専任講師
2012年 奈良教育大学教育学部 特任准教授
2013年 大阪産業大学人間環境学部 専任講師
現 在 大阪産業大学人間環境学部 准教授
※データは刊行当時のものです※
目次を表示します。
第1章 序論
 第1節 はじめに
  1.嗅覚と記憶に関する従来の研究
  2.自伝的記憶の定義
 第2節 本書の目的と構成
第2章 嗅覚と自伝的記憶研究の現状
 第1節 研究法と主な知見
  1.無意図的想起事態での研究
  2.意図的想起事態での研究
 第2節 自己―記憶システムによる解釈
第3章 無意図的想起事態での検討
 第1節 問題の設定
 第2節 研究1:匂いによる無意図的想起の日誌法的検討
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第3節 研究2:匂いによる無意図的想起の機能に関する日誌法的検討
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第4節 研究3:匂いによる無意図的想起の中断報告法を用いた検討
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第5節 研究4:匂いによる無意図的想起の実験的検討
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
第4章 意図的想起事態での検討
 第1節 問題の設定
 第2節 研究5:匂い手がかりと言語ラベル手がかりにおける自伝的記憶想起過程の比較
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第3節 研究6:匂い手がかりの同定率が自伝的記憶想起過程に及ぼす影響
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
第5章 想起過程の再考
 第1節 従来の解釈における限界
 第2節 嗅覚の認知処理過程を考慮した生成的検索
 第3節 想起を規定する要因
  1.感情
  2.言語
第6章 規定要因に関する実験的検討
 第1節 問題の設定
 第2節 研究7:匂い手がかりの諸特性を考慮した実験材料リストの作成
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第3節 研究8:匂い手がかりの感情喚起度が自伝的記憶の想起特性に及ぼす影響
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第4節 研究9:匂い手がかりの快不快度が自伝的記憶の想起特性に及ぼす影響
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第5節 研究10:匂い手がかりによる自伝的記憶の想起特性に言語情報が及ぼす影響
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第6節 研究11:匂い手がかりによる自伝的記憶の検索時間に言語情報が及ぼす影響
  1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
 第7節 総合論議
  1.感情による促進効果
  2.言語による促進・妨害効果
  3.他の手がかりとの想起効果の違い
第7章 本研究のまとめと今後の課題
 第1節 本研究のまとめ
 第2節 今後の課題

引用文献
あとがき
著者山本晃輔 著
発行年月日2016年11月30日
頁数144頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-2148-9

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