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日本軍政下のマラヤにおける日本語教育

定価: 8,360 (本体 7,600 円+税)
1941~45年当時のマラヤの日本語教育について一次史料及び現地や日本での関係者へのインタビュー等をもとに政策・制度・実態・思想各レベルで解明を試みる。

【著者略歴】
松永典子(まつなが のりこ)
1959年 長崎県に生まれる
1982年 北九州大学文学部国文科卒業
その後長崎県立大村高等学校教諭、長崎県立長崎西高等学校教諭としてして勤務する。長崎西高校時代、国際協力事業団青年海外協力隊隊員(マレーシア・日本語教師)として2年間派遣される。
1996年 九州大学大学院比較社会文化研究科修士課程日本社会文化専攻修了、同博士課程進学後、大韓民国光州女子大学校国際語学部日本語学科専任講師
2000年 九州大学より博士(比較社会文化)の学位を授与される
現在 立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部常勤講師(日本語)
目次を表示します。

第一部 軍政方針と教育政策
はじめに
Ⅰ 軍政方針
  1 軍政機構と教育行政・組織
  2 軍政方針
Ⅱ 教育政策・制度
  1 軍政(監)部の教育政策
  2 教育制度
  3 教育体系
小括
第二部 日本語教育政策の展開
はじめに
Ⅰ 軍政初期(1941年12月~1942年末)
  1 日本語普及の開始
  2 宣伝班の宣伝・宣撫
  3 日本語普及運動 
  4 文化人の日本語普及
  5 初等教育の開始
  6 実業教育の重視
Ⅱ 軍政中期(1943年初~1944年初)
1 軍政監部の日本語普及
2 軍政監部の練成教育
3 各州市の練成教育
4 練成教育の強化
Ⅲ 軍政後期(1944年3月~1945年8月)
1 初等教育の刷新強化
2 日本語教育の強化
小括
第三部 日本語教育の実態
はじめに
Ⅰ 日本語教授
Ⅱ 教員の実態
1 現地の教員
2 日本人教員
Ⅲ 教科書・教材類
1 教科書編纂・発行の概要
2 文部省編纂の教科書
3 軍政監部・各日本語教育機関編纂の教科書
4 日本語教科書編纂上の問題点
Ⅳ 「国語」から日本語へ
1 日本語教科書の比較
2 「日本化」の施策
小括
補論 マラヤの人々にとっての日本語
Ⅰ 軍政における日本語教育
Ⅱ マラヤの人々と日本語
1 インタビューした人々と日本語
2 日本語学習の意味
小括
結語 多様化と画一化のはざまで
文献目録
あとがき
著者松永典子 著
発行年月日2002年02月28日
頁数270頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1309-5