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親子関係の生涯発達心理学

定価:本体 2,800 円+税

生涯にわたる親子関係について考察する。親子関係を世代性と生涯発達の枠組みから捉え、親子関係の生涯発達心理学という新たなパラダイムを提案した新著。
【2011年7月初版発行】

【編者紹介】
氏家達夫(うじいえ たつお)
現在 名古屋大学教育発達科学研究科教授
高濱裕子(たかはま ゆうこ)
現在 お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科教授

【著者紹介】(執筆順)
氏家達夫(名古屋大学教授)
岡本依子(湘北短期大学准教授)
白井利明(大阪教育大学教授)
杉村和美(広島大学准教授)
小山里織(元広島県立大学助教)
高濱裕子(お茶の水女子大学教授)
野澤祥子(東京大学大学院院生)
高辻千恵(埼玉県立大学講師)
坂上裕子(青山学院大学准教授)
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
まえがき (高濱裕子)
第Ⅰ章 親子関係と生涯発達 (氏家達夫)
 1.本書の基本枠組み
  (1)本書の基本枠組み
  (2)3つの世代のスケッチ
  (3)発達のプラットフォームとしての親子関係
  (4)親子関係からみた世代間の葛藤
  (5)親子間葛藤に対するG1の調整機能
 2.親子関係についての理論
  (1)親子関係についての理論
  (2)社会学的視点
  (3)親子関係の進化心理学的視点
  (4)システム理論
 3.本書の構成
 Ⅰ章の文献
第Ⅱ章 親子関係の生涯発達心理学
 1.乳幼児期 (岡本依子)
  はじめに
  (1)胎児期から新生児期へ
  (2)乳児期(0~1歳ごろ)
  (3)歩行開始期(1~2歳)
  (4)幼児期(3~6歳)
  おわりに
 2.学童期・思春期
  はじめに
  (1)親子のコンフリクトを起こす発達と文脈の要因
  (2)親子のコンフリクトの発生と解消
  (3)事例の検討
  (4)親子のコンフリクトと祖父母の役割
  おわりに
 3.青年期
  はじめに
  (1)親からの分離の始まり
  (2)自律をめぐる青年と両親のかけひき
  (3)自律を促す親子間コミュニケーション
  (4)親子関係の再組織化
  おわりに
 4.成人期以降
  はじめに
  (1)文化的・社会・制度的影響
  (2)マターナル・アタッチメントとパターナル・アタッチメントの発達プロセス
  おわりに
 5.祖父母性と次世代の親子関係の支援
  はじめに
  (1)次世代の親子関係の支援
  (2)祖父母と孫の関係
  (3)孫との関係をめぐる葛藤
  おわりに
 Ⅱ章の文献
第Ⅲ章 歩行開始期における親の変化と子どもの変化(量的アプローチ) (高濱裕子・野澤祥子)
 1.はじめに
 2.縦断研究の概要
 3.調査結果の分析
  (1)親の知覚した子どもの反抗・自己主張の変化
  (2)子どもの発達的変化に対する親の感情及び対処の変化
  (3)子ども要因と親要因との関連性及びそれらの発達的変化の検討
 4.本章のまとめ
  (1)この章の分析から明らかになったこと
  (2)総合的な考察
 Ⅲ章の文献
第Ⅳ章 歩行開始期における親子システムの変化(質的アプローチ) (高濱裕子)
 1.はじめに
 2.理論的枠組み
  (1)理論的要請と実践的要請
  (2)親子システムの変容プロセスを検討するための理論的枠組み
  (3)われわれの研究方法
 3.5事例の分析と質的アプローチ
  Aさんの事例 (高濱裕子)
  Bさんの事例 (高濱裕子)
  Cさんの事例 (高辻千恵)
  Dさんの事例 (野澤祥子)
  Eさんの事例 (坂上裕子)
 4.事例の集約と理論化
  (1)親子システムに出現した4局面の変化
  (2)親子システムに変化をもたらした要因
  (3)行動=思考=感情システムの再編成
  (4)現代日本における親子関係
 Ⅳ章の文献
第Ⅴ章 まとめと今後の展望
 1.本書の基本枠組み
  (2)生涯発達的視点
  (3)世代性
  (4)ダイナミックで創造的な適応プロセスとしての親子関係の発達
 2.本書で扱えなかったことと今後の研究課題について
  (1)システムの一般性と特殊性
  (2)システムの特異性、したがってシステム間の分散を生み出す要因について
  (3)システムの特異性に焦点化した発達研究は可能か?
 Ⅴ章の文献
あとがき (氏家達夫)
索引
著者氏家達夫・高濱裕子 編著
発行年月日2013年05月31日
頁数290頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1866-3

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