自己形成の心理学
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目 次
はじめに
第1章 自己形成過程の概観と自己形成意識に関する仮説の提案
第1節 自己とは
第1項 その言葉自体が意味する事柄
第2項 自己はいかに形成されるのか
第2節 自己概念が経験過程に及ぼす影響
第1項 経験過程における自己概念の影響
第2項 経験の認知における自己概念の影響
第3節 問題点の提起
第1項 自己の変化可能性
第2項 “自己形成意識”概念の提案
第4節 自己形成意識の構造について
第1項 自己形成過程における理想自己の位置づけ
第2項 理想自己と現実自己の不一致の問題に関して
第3項 理想自己への志向性の高さの相違
第4項 理想自己への志向性が自己意識にもたらす影響
第5節 自己の否定性を前提とする自己形成意識
第1項 自己の否定性と自己形成意識との関係
第2項 自己嫌悪感と自己形成意識との関連
第6節 本書の目的および構成
第2章 理想自己と現実自己の不一致再考
―理想自己と現実自己の不一致と自己評価および自己形成意識との関係について―
第1節 問題
第2節 方法(研究1)
第1項 手続き
第2項 質問紙の内容
第3節 結果
第1項 理想自己の表出について
第2項 得点化の手続きと基礎統計
第3項 理想自己と現実自己の不一致と自己評価との関係
第4項 理想自己と現実自己の不一致と自己評価との関係―全体的自己形成意識を考慮して―
第5項 理想自己の実現可能性と全体的自己形成意識との関係
第6項 全体的自己形成意識と理想自己の水準との関係
第4節 考察
第3章 理想自己への志向性の構造について
―理想自己への志向性と自己形成および自己評価との関連の検討―
第1節 問題
第1項 自己形成過程における理想自己の位置づけ
第2項 理想自己への志向性が高められる構造
第2節 方法(研究2)
第1項 手続き
第2項 質問紙の内容
第3節 結果
第1項 理想自己の内容
第2項 得点化の手続きと基礎統計,尺度分析
第3項 理想自己への志向性と自己評価との関連
第4項 理想自己への志向性と自己形成の程度および未来イメージとの関連
第5項 理想自己への志向性の高さの意味について―理想自己実現の手段・行動との関連―
第6項 理想自己への志向性の構造モデルの検討
第4節 考察
第1項 理想自己への志向性と自己形成の主観的評価および現実自己の評価に関して
第2項 理想自己への志向性の構造について
第5節 まとめ
第4章 自己嫌悪感と自己形成との関係
―自己嫌悪感を起点とした自己形成意識の検討―
第1節 問題
第1項 自己嫌悪感尺度の作成
第2項 自己嫌悪感に対する反応様式の検討
第2節 方法(研究3)
第1項 手続き
第2項 質問紙の内容
第3節 結果
第1項 自己嫌悪感尺度の作成
第2項 自己嫌悪感尺度の併存的妥当性の検討
第4節 考察
第5節 方法(研究4)
第1項 手続き
第2項 質問紙の内容
第6節 結果
第1項 得点化の手続きと基礎統計
第2項 自己内省と変容志向との関係
第3項 未来イメージと変容志向との関係
第4項 変容志向と自己嫌悪感へのとらわれとの関係
第5項 自己嫌悪感の体験頻度と変容志向との関係
第6項 自己嫌悪場面における他の反応様式の特徴について
第7項 自己嫌悪場面における否定的自己への反応様式間の関係
第7節 考察
第8節 まとめ
第5章 自己形成意識の構造について
―本書の研究で扱った自己形成意識測定概念間の関係―
第1節 これまでのまとめと本章の検討課題
第2節 方法(研究5)
第1項 手続き
第2項 質問紙の内容
第3節 結果
第1項 得点化の手続きと基礎統計
第2項 自己形成意識に関する各概念得点間の関係
第3項 自己形成意識に関する各概念指標と理想自己の質との関係
第4項 自己形成意識に関する各概念指標と自己評価との関係
第4節 考察
第6章 総合的考察
第1節 結果のまとめ
第2節 自己形成意識に備わる“予言”性
第1項 自己の否定性からの自己形成過程
第2項 自己形成意識から肯定的自己感情へ
第3項 心理的未来との関係
第3節 自己形成過程における主体の問題
第1項 理想自己の形成過程における自己と社会との相互作用
第2項 自己形成過程における主体性とは
引用文献
附録:本研究で使用した項目一覧
あとがき
索引
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